丸亀製麺の神戸牛シリーズが再び!「生七味香る 神戸牛旨だしうどん」を実食レビュー

シリーズ至上最高の旨さ!? 「生七味香る 神戸牛旨だしうどん」

「生七味香る 神戸牛旨だしうどん」990円(税込)。サイズは「並」のみ
「生七味香る 神戸牛旨だしうどん」990円(税込)。サイズは「並」のみ

 オーダーを受けてから、スライスされた生の神戸牛を特製だしに入れて仕上げていく様子は、2年半前に実食したときと全く同じ。このひと手間があってこその「神戸牛旨だしうどん」なんでしょうね。店員さん、ご苦労様です。

特製だしは自身の旨みに加えて神戸牛からの旨味が溶け込んだ最強仕様
特製だしは自身の旨みに加えて神戸牛からの旨味が溶け込んだ最強仕様

 では、まず特製だしからチェック。気になる味は…優しい口当たりの後に、力強い旨みが口いっぱいに広がります。具材の神戸牛から、表面に浮かぶ脂だけでなく旨みも特製だしにしっかりと溶け出している感じ。塩味よりもとにかく旨みが前面に出てきます。

神戸牛の旨みとうどんの味わいが絡むよう、ミリ単位の熱さ調整でスライスしているんだそうです
神戸牛の旨みとうどんの味わいが絡むよう、ミリ単位の熱さ調整でスライスしているんだそうです

 これだけ特製だしが美味いなら、そりゃあ神戸牛だって美味いに決まってます。柔らかすぎず、かといって硬すぎず、噛むほどに脂身と赤身の両方から肉の上品な味が染み出してきます。いやもう、いつまでも口の中で味わっていたい。さすがは神戸牛、恐るべしです。

うどんはもちろんツルツルのもちもち。だし&神戸牛の味に負けません!
うどんはもちろんツルツルのもちもち。だし&神戸牛の味に負けません!

 そして主役のうどんは、相も変わらずのツルツル&もちもち。すすったときのツルツル感がいつも以上に強く感じられるのは、神戸牛の脂が潤滑油のようになっているせい? スムーズに口へ入ってきます。

今回のキーテイストとなる「生七味」。澄んだ風味とコク深い辛味を備えています
今回のキーテイストとなる「生七味」。澄んだ風味とコク深い辛味を備えています

 最後は「生七味」。食べ始めにちょっとだけ舐めて風味と辛さを確認していましたが、特製だしに溶くと果たしてどうなるのか……。溶いたところをレンゲですくって一口。山椒とゆず皮の爽やかな風味、ごまの香ばしさとのりの風味、唐辛子のきりっとした辛味がまあ絶妙です。辛味自体は程よく散って、ただでさえ旨味が強い特製だしに奥行きをプラスしています。レギュラー薬味として常駐させてほしいほど美味しいです。

開発者おすすめの青ネギ×しょうが×天かす

無料の薬味コーナーでカスタム
無料の薬味コーナーでカスタム

 テイストを一通り確認したところで、座った席からほど近いところにある薬味コーナーから“メニュー開発担当者オススメの食べ方”にトライ。青ねぎとおろししょうが、天かす(※公式はえび天を推奨)をかけて、いただいてみます。すっきりさっぱりとした味わいに変化し、天かすと青ねぎが具材の追加と嵩増しにもなって、充実度が一層アップしました! 食べ始めの段階からいきなり入れなかったのは、採るべき手順としては大正解だったかもしれません。たまたまとはいえ、ナイス判断だ自分(笑)。

 うどんを残さず吸い尽くし、理性を抑えてちまちま食べ進めた神戸牛を特製だしと一緒に平らげて無事完食。ウマかった~、ごちそうさまでした!!

まとめ

 依然に食した「神戸牛と大和芋のとろ玉うどん」がかえしの醤油感と甘さを備えたつゆだったのに対し、今回の「神戸牛旨だしうどん」は特製だしの旨みと神戸牛の旨みがダイレクトに伝わる味わい。この両者だけでも十分に美味しすぎるところに、味変要素の域を超えた「生七味」がプラスされ、味の奥行きまでも楽しませてくれました。

 終売は12月上旬が予定されていますが、過去の「神戸牛うどん」と同様に早期終了となる可能性が非常に高くなっていますので、実食を考えている方は公式サイトでメニューを提供している店舗と販売状況をご確認の上、ぜひともお早めにお店へ向かってくださいませ!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

生七味香る 神戸牛旨だしうどん

期間:2023年11月14日(火)~12月上旬 ※数量限定・なくなり次第終了
販売:全国の『丸亀製麺』ロードサイド店舗(路面店)中心
※イートインのみ(テイクアウト不可)
※提供店舗及び販売状況は公式サイトにてご確認ください
https://jp.marugame.com/