![親子丼の次は焼き鳥丼! 吉野家が本気で作った「焼き鳥丼」を実食レビュー](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/04/20230424yoshinoya01.jpg)
●『吉野家』で昨年大人気だった鳥系の丼が新しくなって復活!?話題の「焼き鳥丼」を調査してきた
説明不要の大人気牛丼チェーン『吉野家』では、ただ今期間限定にて新メニュー「焦がしねぎ焼き鳥丼」を提供しています。公式アナウンスによると、オーダーを受けてからねぎ油とにんにく醤油で鶏肉と長ねぎを香ばしくふっくらと焼き上げ、風味豊かでしっかりとした味わいに仕上げているんだとか。
![店頭メニュー表](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/04/20230424yoshinoya02.jpg)
大好評を博して早期終売となった「親子丼」に続く鶏系の丼となれば、そりゃあもう高確率でウマいも んが出てくるに決まってますよね! ということで、さっそく最寄りの『吉野家』で実食を敢行。その実力をしっかりと味わいつつ、レポートさせていただきます!
期待を裏切らない完成度! 「焦がしねぎ焼き鳥丼」
![こちらが現物。並盛547円と大盛734円の2種類で、今回は並盛をオーダー](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/04/20230424yoshinoya03.jpg)
ねぎとタレの香ばしい香りに酔いつつ、まずは具材をチェック。鶏肉はざっと数えて10粒ほど乗っており、合間合間に焦げ目が入ったねぎ、中央には刻んだ青ねぎがトッピングされています。
![鶏肉はモモを使用。ぷりっぷりでジューシーなんです!](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/04/20230424yoshinoya04.jpg)
ここは焼き鳥よろしく卓上の七味を振りかけて、ファーストタッチの鶏肉をそのままお口へ。ああ、柔らかながらも押し返す弾力、肉の繊維からじわ~っと染み出してくる肉汁、とろける旨みの鶏皮、香ばしい風味、タレの甘味と、さほど大きくない鶏モモ肉のひと粒から美味しい情報がどどっと溢れ出してきます。
鶏肉の肉質の良さ、柔らかさを残した絶妙な焼き加減、美味さを加速させる焦がしねぎとタレ、どれをとってもパーフェクトです。
![卓上の七味をかけて食べても絶品](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/04/20230424yoshinoya05.jpg)
タレは甘めの醤油系で、にんにくの風味と旨みは隠し味程度で前面に出てこない感じ。焦がしねぎと刻み青ねぎの食感と風味が抜群の存在感で、タレから来る甘さをねぎテイストで抑えることで、焼き鳥丼としての美味しさをとんでもない高みに引き上げています。
鶏肉はウマいし、タレがかかった白飯もまあウマいわで、隙らしい隙がどこにも見当たりません。丼にへばりついたご飯粒まで残らず食べて無事完食。ごちそうさまでした!
まとめ
![](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/04/20230424yoshinoya06.jpg)
『吉野家』は鶏系丼を「牛丼」と並ぶメニューの柱に据えることを真剣に検討した方がいいんじゃないかと、ふと思ってしまいました。とにかくクオリティが尋常じゃなく高い今回の丼。鶏肉の焼き加減、タレの味わい、丼全体の美味しさに至るまで、非の打ちどころが全くといいほどありません。次回は、生卵か温泉玉子をプラスしていただく予定。この丼の味わいなら卵の黄身と絶対に合うはずと、食べる前から確信しております(笑)。
提供期間は7月中旬となっていますが、「親子丼」に続いて早期終売となる可能性は大いにアリ。『吉野家』による機会がありましたら「焦がしねぎ焼き鳥丼」、ぜひお試しくださいませ!
(撮影・文◎河西まさあき)