『てんや』はダイエットの味方!? “神やせダイエット”の石本哲郎が教える「てんや」の太らない食べ方

ダイエットやボディメイクにはご飯より「そば」が優秀!

「てんや」といえば天丼ですが、ダイエットやボディメイク的にはご飯よりも「そば」の方が優秀です。例えば、看板メニューの「オールスター天丼」と「オールスター天ぷらそば」の栄養成分を比較してみましょう。

 表を見ると、天ぷらそばの方がたんぱく質が5.5gも多く、カロリーは約40kcalほど抑えられることがわかります。そばは麺類の中でもたんぱく質が豊富で、ダイエットやボディメイク向きの食材。オールスター天丼で不足分のたんぱく質を軽く補うことができます。ただし、天丼に小そばをセットしてしまうと、糖質過多でカロリーも跳ね上がってしまうため、「天ぷらそば」単品にしましょう。

「オールスター天ぷらそば」ならカロリーを抑えながら高たんぱくを実現
「オールスター天ぷらそば」ならカロリーを抑えながら高たんぱくを実現

 ちなみに、うどんも選べます。「オールスター天ぷらうどん」だと、たんぱく質は22.2gとまずまずなライン。ただ、カロリーが747kcalまで上がってしまうため、やはりダイエットやボディメイク的には「そば」が最強です。

ビールのつまみに天ぷらはあり?

「てんや」には、天ぷらのお供としてビールを付けた「天ぷら&生ビールセット」もあります。言うまでもなく、アルコールはダイエットやボディメイクの敵ではありますが、やっぱりたまには飲みたい時もありますよね。

 お酒の共に天ぷらを味わうのはそんなに悪くありません。天丼にビールを付けてしまうと、天丼の糖質にビールの糖質が上乗せされ流石にヤバイのですが、天ぷらだけであれば、たんぱく質もそこそこ摂れるし、カロリーも思ったほど高くない。好きな天ぷらをテイクアウトして、家飲みのおつまみとして楽しむのもいいですね。

「天ぷら盛り合わせ(1人前)」は、たんぱく質が10.7gで294kcal
「天ぷら盛り合わせ(1人前)」は、たんぱく質が10.7gで294kcal

結論

 野菜天丼を除けば、どれもたんぱく質がそこそこ摂れるので、好きなものを選んでOK。中でもおすすめは最も高たんぱくな「海老とり天丼」と、きのこの栄養も摂れる「オールスター天丼」です。たんぱく質の不足分は冷奴や半熟卵、とり天などで補いましょう。

たんぱく質補強に使える「冷奴、半熟玉子、とり天」は3大優秀サイドメニュー
たんぱく質補強に使える「冷奴、半熟玉子、とり天」は3大優秀サイドメニュー

 また、天丼ではなく天ぷらそばにすると、さらに高たんぱく・低カロリーになります。ダイエットやボディメイクを第一に考えるなら、主食はそばを選ぶのがベスト!

(語り◎石本哲郎、インタビュー・撮影◎酒詰明子)

●プロフィール

石本哲郎

女性専門のパーソナルトレーナー。東京や神奈川にて、女性専門パーソナルジムリメイクや女性専門フィットネスショップリーンメイクを数店舗運営。女性のダイエットに関わる医学、栄養学、トレーニングメソッドについての豊富な知識と、自ら意図的に太ってやせる「減量」実験の成果から編み出した独自のメソッドで、のべ1万人以上の女性の体づくりを指導し、成功へと導く。ダイエットに悩む一般女性の指導をもっとも得意とし、「健康的かつきれいに女性の体を変える技術」には定評がある。代表作『神やせ7日間ダイエット』などを含め著書累計20万部を超える。

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