「てんや」で選ぶべき、ベスト・オブ・ 天丼は?
基本的には、野菜系以外の天丼であれば好きなものを食べてOKですが、イチオシは「海老とり天丼」です。
海老と鶏肉のほか、“かにかま”も入っていて、ダイエットやボディメイクに欠かせないたんぱく質が21.8g摂取できます。脂質は21.5gで天丼としてはそんなに高くなく、たんぱく質と脂質のバランスがいいんです。ただ炭水化物が111.8gと多めなので、ごはんは小盛にしたほうが無難。カロリーはみそ汁付きで717kcalのため、小盛にすれば600kcal台におさまると思われます。

ちなみに、サービスでついてくる「みそ汁」ですが、一応わかめも入っているので食物繊維が摂れます。ただ、「天丼のたれ」の塩分にみそ汁の塩分が加算されるので、むくみなどが気になる人は全部飲み切らないほうがいいかも。「みそ汁を飲むなら“追いたれ”はしない」などのルールを設定しておくのもおすすめですね。
「オールスター天丼」はサイドでたんぱく質をプラスしよう
「てんや」で不動の人気を誇る天丼といえば、「オールスター天丼」ですよね。海老、いか、ほたて、舞茸、れんこん、いんげんとその名の通り、人気の天ぷらがオールスターで揃った贅沢な逸品です。
野菜の天ぷらも多めではありますが、食物繊維が豊富なきのこ類が入っているのが良い点。食物繊維は美肌や免疫力にも関わる腸内環境を整え、アンチエイジングに一役買います。ただ、たんぱく質が18.5gと少なめなのが気になるところ。たんぱく質は1食あたり最低でも20g、男性なら30gは欲しいので、たんぱく質を補える一品をプラスするようにしましょう。

実は「てんや」はサイドメニューも優秀なんです。たんぱく質のちょい足しに便利なのが、半熟玉子と冷奴。卵は準完全栄養食と言われるほど栄養バランスに優れた食品。ビタミンCと食物繊維以外の栄養が全て入っており、たんぱく質も6.4g摂れます。

また「てんや」の冷奴は結構デカくて、たんぱく質も8.2gと十分な量を確保できます。女性ホルモンの働きを助ける大豆イソフラボンも摂れるため、女性には特におすすめですね。ただし、醤油のかけ過ぎは塩分過多になってしまうので気をつけましょう。

男性の場合は、「のっけ天ぷら」をするのもおすすめ。天ぷらの中でもっとも高たんぱくな“とり天”なら、たんぱく質を8.0g補強できます。
