【絶品ランチ】孤独のグルメに登場!北千住『ライカノ』の名物「ゲーンパーヌア」で辛旨体験

【絶品ランチ】孤独のグルメに登場!北千住『ライカノ』の名物「ゲーンパーヌア」で辛旨体験
食楽web

 北千住の駅前から歩くこと3分。商店街の喧騒を抜けた先にある『ライカノ』は、タイ国政府認定の本格タイ料理店。ドラマ『孤独のグルメ Season2』にも登場したことで、一気にその名が広まりました。

 もちろん放映前からタイ料理好きの間では知られた存在でしたが、いまや平日の昼でも行列必至。さらに最近は、ほど近くに姉妹店もオープンしたというからその人気ぶりが伺えます。

 そんな『ライカノ』のランチで、筆者が今回選んだのは「ゲーンパーヌア(牛肉のレッドカレー)」のセット。スープ、春雨サラダ、そして食後にはココナッツミルク入りのタピオカまで、前菜からデザートまでいただける構成です。

【絶品ランチ】孤独のグルメに登場!北千住『ライカノ』の名物「ゲーンパーヌア」で辛旨体験
「ゲーンパーヌア」に目玉焼きのトッピング

「ゲーンパーヌア」は、ココナッツミルクを使わないレッドカレーで、タイ語で「森のカレー」とも呼ばれるとか。牛肉、茄子、筍などの具材がゴロゴロと入っていて、スープで煮込むというよりは、炒め煮た感じで、ぎゅっと旨味も辛さも凝縮しています。

 一口目で感じるのは、鮮烈な辛味、そしてハーブの清涼感。後からじんわりと広がる牛肉の旨味や炒めた香味野菜の深みが絶妙で、ジャスミンライスとも相性も最高です。スプーンを口に運ぶたびに、頬はじんわりと熱を帯び、胃の中もポカポカ。辛いのに旨い、旨いから止まらない、タイ料理の真骨頂を感じる一皿です。

 セットに含まれる酸味のきいた「ヤムウンセン(春雨サラダ)」やしっかり冷やされた甘い「タピオカ入りのココナツミルク」もすべて完璧。辛さで火照った体にスッとしみ込むやさしいで、ランチセットの完成度の高さを実感しました。

 都内でここまで本格的なタイ料理に出会えるのも貴重です。本場タイの空気をそのまま運んできたかのような一軒、ぜひ実際に足を運んで、その味を確かめてみて。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●SHOP INFO

店名:ライカノ

住:東京都足立区千住2-62
営:11:30〜15:00(L.O.14:45)、17:00~23:00(L.O.22:30)
休:月曜