Jr.サイズのワッパーにはサイドでたんぱく質をプラス
もうひとつの選択肢は「Jr.サイズにしてサイドも楽しむという方法」。Jr.サイズであれば、通常サイズのワッパーでNGだったアボカドもOK。脂質が24.9g、447kcalと許容範囲に収まるので、「どうしてもアボカドワッパーが食べたい!」という人はJr.サイズにしましょう。
サイドメニュー選びで重視したいのは、たんぱく質量。たんぱく質は筋肉、肌、髪などの原料となる重要な栄養素。ボディメイクや若返りのためにも欠かせません。一食あたりの理想のたんぱく質量は女性で20~30g、男性で30~40gですが、ワッパーJr.はたんぱく質が17.0gと少なめ。他のJr.サイズのワッパーも、たんぱく質が不足気味なものが多いので、その分を補うメニューを選びましょう。
主なサイドメニューの栄養成分を比較してみたので、メニュー選びの参考にしてください。
フレンチフライVSハッシュブラウン、上手な食べ分け法とは?
サイドメニューの王道といえばポテトですが、ダイエットやボディメイク的には正直、あまりおすすめはできません。ただ、バーガーキングのポテトはそこまで量が多くないため、食べてもギリOK。たんぱく質も少しは入っているので、バーガーの足りない分を補いながらポテトを楽しむのもありかと思います。
バーガーキングには「フレンチフライ」と「ハッシュブラウン」の2種類のポテトがあります。両者を比べてみると、通常セットの「フレンチフライM」が306kcalに対して、「ハッシュブラウン」は116kcalと圧倒的に低カロリー。栄養面での優劣はありませんが、「ハッシュブラウン」のほうが量が少ないため、カロリーを抑えることができます。ただ、たんぱく質も1.2gと少ないため、「ワッパーJr.」に足しても20g以下。「フレンチフライM」と「ワッパーJr.」であれば、たんぱく質の合計が21.3gとなり、女性の目安量をなんとかクリアできます。
「ハッシュブラウン」を食べたい場合は、「ワッパーチーズJr.」などたんぱく質量が多めなバーガーを選ぶと、総カロリーも抑えられるのでおすすめです。
ボディメイクにはポテトよりチキン
しかし、どちらのポテトを選んでも、残念ながら男性にはたんぱく質が足りません。男性の場合は、サイドメニューに「チキンナゲット」などたんぱく質の多いものを選びましょう。ナゲットのソースは「ハニーマスタードソース」が33kcal、「バーベキューソース」が29kcalと誤差のような数値なので、好きな方を選んでOK!
辛いものを食べたら痩せる説は本当?
ちなみに、ナゲットには「極辛Z」なる辛いバージョンもあります。「辛い物を食べると汗をかくし痩せそう!」というイメージを持ってる方がいるかもしれませんが、そんなことはあり得ません。そうだとしたら、それこそ「サウナ最強説」になっちゃいます。
ただ、辛い物を食べると、交感神経が優位になり、アドレナリンが分泌されるのは事実。そのため、食後に体を動かす場合は、通常のタイミングより若干カロリーを消費しやすいかもしれません。とはいえ、有意な差が生じる程ではないので、好きなほうを美味しく食べたほうがいいです。
たんぱく質が摂れるサイドメニューとして、もうひとつおすすめなのが「スナックチキン」。
135kcalでたんぱく質が7.9gも摂れます。サイドメニューの中ではダントツでPFCバランス(三大栄養素であるたんぱく質、脂質、糖質のバランス)に優れています。「ワッパーJr.」と合わせても544kcalでたんぱく質が24.9g。ハンバーガーにポテトをつけたくなる気持ちもわかりますが、ダイエットやボディメイク的にはやはり、ポテトよりチキンが正解です。