高尾山は実はグルメの宝庫! 『城山茶屋』の“メガ盛りかき氷”&『細田屋』の名物なめこ汁を食べてきた

期間限定! 城山盛りの「かき氷 」を求めて小仏城山『城山茶屋』へ

 小仏城山へは、高尾山から約1時間で行けます。山頂は開けていて2軒の茶屋があり、その1つが『城山茶屋』。城山茶屋で暑い季節に食べられる期間限定メニューが、城山盛りというメガ盛りの「かき氷」。小仏城山の夏の風物詩です。

 何が1番人気か聞いてみたところ「イチゴ」味だそうですが、店員さんが好きだという「青りんご」味を選択しました。“城山盛り”を注文したら、「大丈夫? 普通の2倍以上あるよ」と心配されつつ、氷が削られるのを待ちます。

「かき氷」城山盛り600円(税込)
「かき氷」城山盛り600円(税込)

 出来たと呼ばれて受け取った城山盛りは「え?」と驚きの声がでるほどの大きさ。30cmは超えるでしょうか。手元にメジャーがないことが悔しい高さです。

 かき氷のシロップは別添えで付いてきて、ボトルからかけ放題。真っ白な氷の山に、シロップを思いっきりかけましょう。

 青りんごシロップの緑がまわりの緑と調和して綺麗だなぁ……なんてのんびり考えていると、暑さでどんどん溶けていきました。氷がボトボトお盆に落ちてくるため、いただきます。

 シャリシャリに削られた氷が口の中で溶けていきます。ほのかに甘くすっきりした青りんごの味に口がさっぱり。氷の冷たさに、山歩きでほてった身体を冷やすことができ、山盛りながらあっという間に平らげました。2人でシェアして食べているグループも多くいましたが、暑い時は1人でも楽勝ですよ。

 毎年かき氷の季節になると、見晴らしと空気の良い小仏城山山頂で食べる城山盛りのかき氷を目当てに登ってくる人も多くいます。店員さんによると、天候にもよりますが、10月1週目位までかき氷の提供をする予定だそう。