食卓から乳製品が消える？ 日本初の“有機A2ミルクヨーグルト”を発売した『カネカ』の酪農への挑戦

注目の「A2ミルク」を使った「ピュアナチュールオーガニックヨーグルト」の味わい

『別海ウェルネスファーム』の生乳を使用した「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」（プレーン）は有機JAS認証を受けた商品で、酪農大国・ベルギーの老舗「Pur Natur（ピュアナチュール社）」の伝統製法を基に作られています。

　同牧場の有機生乳を95％以上使うことで芳醇な生乳の風味が感じられます。特筆すべきは、“お腹に優しく健康面の向上が期待できる”と世界で注目を浴びている「A2ミルク」を使用していること。

　ミルクの成分は水分以外に乳脂肪、乳タンパク、炭水化物、ミネラルやビタミンに分けられますが、牛の持つ遺伝子によってこの乳タンパクの成分である「βガゼイン」の種類がA1ミルクとA2ミルクに分かれています。日本の乳牛のほとんどがA1タイプですが、A2のみの遺伝子を持つ乳牛は全体の3割ほどしかいないのだとか。A2ミルクの味わいはより母乳に近いと言われています。

　ヨーグルトマニアとして毎日1kg以上のヨーグルトを食べるという向井智香さんは「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」についてこう話します。

「生乳に付加価値をつけるのはとても有効なこと。鉄分とか色々な機能性ヨーグルトが最近多いですが、純粋に“おいしい”という点を付加価値にしているのが素晴らしいですね。生乳が多いと他のものより圧倒的に作る工程が多く、おいしく仕上げるのがとても難しい。でもこのヨーグルトは舌にのせたときの食感が心地よく、ミルクの特徴的なフローラルな香りを感じます」

　実際に味わってみると、生乳の濃厚さを感じつつも、とても滑らかで食べやすい。「おいしくて、A2ミルクも使った本格的ヨーグルトなら毎朝、食べたいかも」と早速、まとめ買いしてしまいました。

ヨーグルトマニア・向井さんのアレンジレシピが絶品！

　ヨーグルトを味わった後に、向井さんが作ってくれたアレンジレシピも試食しましたが、これがどれもおいしい！　ヨーグルトを楽しみながら摂取するいい機会なので、簡単にお教えしましょう。

「かぼちゃとヨーグルトのスイーツデリサラダ」は半日以上水切りしたヨーグルトにマッシュしたかぼちゃ、砕いた生くるみと黒糖、塩を少々練り混ぜた副菜にぴったりの一品。程よい酸味とかぼちゃのほっこりした味わいがとてもよく合います。

　特に気に入ったのが、朝食やランチに味わいたい「オニオンヨーグルトサンド」。トーストした食パンに、水切りヨーグルトと塩、乾燥バジルを加えたもの、スライスオニオンを挟んだシンプルなサンドイッチですが、カリッとしたパンに、ヨーグルトペーストの滑らかさ、オニオンのシャキシャキ感が絶妙にマッチ。生ハムなどをサンドしてもおいしそうですね。

「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」はカネカのグループ会社「カネカ食品」を通じて、オーガニック専門店や高質系スーパー、宅配、各種オンラインショップなどで販売しています。日々の健康に、シンプルにおいしいを感じられるヨーグルト、ぜひ手に取ってみてください。