「キリンビール横浜工場」で工場見学ついでに至極のビールと料理を堪能してきた!

「キリン一番搾り」ならではの製造工程のこだわりを五感で体験!

工場見学は事前予約制。所要時間は約90分で、料金は20歳以上1人500円
工場見学は事前予約制。所要時間は約90分で、料金は20歳以上1人500円

 お目当てのキリンビール横浜工場は、京急生麦駅から徒歩10分ほどの場所。生麦といえば、江戸末期に起きた生麦事件でも有名ですよね。そんな歴史的な地の傍らに、広大な敷地に広がるのが横浜工場です。

 エントランスをくぐり、清潔感のある館内へ。ここが「キリン一番搾りツアー」のスタート地点。ちなみに工場見学は事前予約制。所要時間は約90分で、料金は20歳以上1人500円です。

 左手にある「ノミモノラボ」には、ビールの原料や製造工程についてのさまざまな情報が展示されています。中には質問に答えていくと自分の好みのビールが分かるコーナーなどもあり、楽しみながらビールの知識を深められる仕掛けも多数。また、館内に設置されたシアタールームでは、同社の歴史や一番搾りの概要についての映像も鑑賞できます。

待ち時間などを利用してビールの知識などを学べる
待ち時間などを利用してビールの知識などを学べる

 そしていよいよ工場内へ。素材コーナーでは、ビールの主な原料となる大麦麦芽や、香り付けに欠かせないホップが並んでおり、実際に麦芽を試食したり、ホップの香りを嗅いだりできます。これがビールになると考えると、感慨深いものがありますね。

 次に麦芽を煮込んで麦汁をつくる仕込みの工程へ。広大なフロアに巨大なタンクがズラリと並ぶ様子は圧巻のひと言。すると突然、館内の照明が消えて、プロジェクションマッピングがスタート。幻想的かつ楽しい雰囲気の中、仕込み工程の解説が始まりました。ビールができる様子がとにかくわかりやすい!

 なお麦汁には最初に採れる一番搾り麦汁と、その後に採れる二番搾り麦汁があり、一般的なビールはその2種類の麦汁をブレンドすることが多いのですが、「キリン一番搾り」の場合は、一番搾り麦汁のみを使用するのが大きな特長です。

照明が落ちて、プロジェクションマッピングが始まる
照明が落ちて、プロジェクションマッピングが始まる

 プロジェクションマッピングの演出を堪能した後は、麦汁に酵母を加えて貯蔵を行う発酵の工程へ。発酵させることでアルコールができ、さらに貯蔵することによって、一番搾りならではの風味や香りが生まれます。

 こうして完成したビールは、厳格な品質チェックの後、缶や瓶などの容器に詰められて出荷されます。オートメーションで次々とパッケージングされる様子は、まさに工場見学の醍醐味! いつまでも見ていられそうです。

一番搾り3種を飲み比べできる
一番搾り3種を飲み比べできる

 ビールの製造工程をひと通り見学した後は、お待ちかねの試飲コーナーへ。美味しい生ビールを提供するプロフェッショナルである「ブルワリードラフトマスター」の手により、鮮度はもちろん、グラスや注ぎ方にまでこだわった至極のビールが味わえます。ビールの知識を深めてから飲む一杯はまさに格別。ここでしか味わえない至高の一杯と言えます。