牛角だけど牛角じゃないラグジュアリー店舗『牛角 成城学園前』で最高の肉を体験してきた!

肉の宴開幕!クオリティ高すぎなお肉たちに感動

今回いただくのは、店の看板メニューの一部「厚切り牛タン塩」1408円、「和牛上カルビ」1628円、「厚切り上ハラミ」1188円、「和牛シャトーブリアン」3938円、「キムチ盛り合わせ」858円
今回いただくのは、店の看板メニューの一部「厚切り牛タン塩」1408円、「和牛上カルビ」1628円、「厚切り上ハラミ」1188円、「和牛シャトーブリアン」3938円、「キムチ盛り合わせ」858円

 さっそく、気になるメニューをオーダー。「厚切り牛タン塩」(1408円)、「和牛上カルビ」(1628円)、「厚切り上ハラミ」(1188円)、「和牛シャトーブリアン」(3938円)、「キムチ盛り合わせ」(858円)をチョイス。野菜なしの一人肉祭りです。お肉がテーブルに届くたび、美しいその姿にため息が。すべて並べた絶景はぜひ収めておきたい!

 まずは「厚切り牛タン塩」。焼肉のスタートはやっぱりタン! この「厚切り牛タン塩」、名前に偽りなしの、本当の厚切り。塊のようにも思える厚みですが、タンの中でも1頭から2枚程度しか取れない根本の部分、タン元を使用しています。

 これを二等分にカットして焼いていくと、タンとは思えない、脂のいい香りが立ちこめてきます。さっそくいただくと、その食感に驚かされます。サクッと歯が入っていく感覚と、ジューシーさは格別。タンにもサシが入っているという感じ。そのままか、塩ぽん酢で食べるのですが、わさびでいただくのもおすすめです。

 そして、何といっても「和牛シャトーブリアン」。ベタな言い方をすれば高級店でしか見かけないメニューです。焼肉店で食べられる所はかなり限られているのではないでしょうか。もちろん、希少部位ではあるのですが、『牛角 成城学園前』ではグランドメニューとして君臨。うれしいですね。

「和牛シャトーブリアン」は、ひと口大にカットされているので、網の上で全面に程よく焼き色がつくように焼いていきます。焼いているときの香りがもう、美味しい! すぐに食べたくなりますが、じっくり丁寧に“育てて”行きます。香ばしく焼き色が付いたら、わさびと塩、ガーリックチップをのせていただきます。

 一口食べただけで、言葉が出なくなる旨さ。肉と脂の旨みが口いっぱいに広がって、思わず黙ってしまいます。噂に聞くシャトーブリアンってこういうことだったのかと、お肉と一緒に幸せを噛み締めましょう。メニューの中では高価格ですが、実はこの価格で和牛のシャトーブリアンが食べられるのは、結構すごいこと。これはぜひ味わっておきたい一品です。

 人気のハラミは、ちょっと奮発して厚切りを選ぶのがおすすめ。このカットの方法が特徴で、広報の安田さんいわく、「『牛角』の商品開発を担当する“肉のプロ”が新たに編み出した切り方で、各段にハラミの美味しさが味わえます」という、他にはないカット術。焼くときは、半分にカットしてまず切り込みがある面を下にして焼いていきます。

 まんべんなく焼けたら、お好みのタレを付けていただきます。つけダレは3種あり、いわゆる焼肉のたれもいいのですが、ちり酢と呼ばれるタレの三連皿の一番右にあるタレで食べるのがおすすめです。

 ちり酢はちり鍋を食べるときに使う調味料で、平たく言うとぽん酢のことですが、こちらのちり酢は大根おろしやねぎが入って、柑橘の果汁と店でひいた出汁を使って手作りしたもの。さっぱり食べられるので、食べやすくどんなお肉にも合うのでたくさん食べたい時には大活躍なタレです。

 もうひとつ、食べておきたかったのが「和牛上カルビ」。このきめ細かいサシ、美しいです。少し置いておくと、脂が溶けていくのがわかるほど脂の乗りが良く、この感じは和牛ならです。『牛角 成城学園前』でもおなじみの「Gyu-kaku カルビ」も食べられますが、こちらを強くおすすめしたい。おなかに余裕があれば食べ比べるのもアリです。

 これを両面サッと焼いていただきます。本当にとろける食感で和牛の美味しさを体感。まずはこのとろけ具合を堪能し、その後はご飯を巻いて食べるのもいいですね。

 ここでサイドメニューの「キムチ盛り合わせ」も紹介。焼肉店に行くと頼んでしまうキムチ。結構、お店によって味が違いますよね。こちらでは、既存の『牛角』でも人気の白菜キムチとカクテキのほか、きゅうりと長芋のキムチがあり、盛り合わせはこの4種すべてを味わえます。絶妙な酸味と辛味が堪りません。特に長芋のキムチはサクサクした食感が新鮮でクセになります。お肉にもご飯にも合います。

あまりの旨さに追加オーダー!締めといえばコレ「石鍋海鮮チゲ」

「石鍋海鮮チゲ」968円
「石鍋海鮮チゲ」968円

 さて、いよいよ後半戦。「石鍋海鮮チゲ」をオーダー。これはお店でひいたかつお出汁がベースになっていて、具材として入っている海鮮の旨みが凝縮されています。熱くて辛いのでゆっくり食べたいところですが、食べ続けたくなる味でゆっくり食べていられないぐらい後を引きます。

 具材もたっぷりで、豆腐も入っているのでこれをシメにしてもいいぐらいのボリューム。もちろん、ご飯との相性も良いので白飯を一緒にオーダーするのもおすすめです。

 今回は注目のお肉メニューを中心にいただきましたが、ドリンクは含まないとは言え、総額1万円を切るという破格ぶり。これ、すごいですよね! 今回、おなかがいっぱいで断念しましたが、「和牛サーロイン」(1848円)や「和牛上ロース」(1518円)など、気になるメニューがいっぱい。ぜひ、おなかを空かせて、焼肉好きの集いをしたい場所です。

『牛角』のようで『牛角』ではない、でも『牛角』らしいコスパ最強な『牛角 成城学園前』。現段階ではこの業態はここ1店舗のみ。美味しいお肉が食べたくなったら、成城学園前駅に集合して、ぜひ足を運んでみてください。

●SHOP DATA

牛角 成城学園前外観

店名:牛角 成城学園前

住:東京都世田谷区成城6-14-3 成城建物3F
TEL:03-5429-2329
営:16:00~23:00
休:年中無休(年末年始を除く)