旨い餃子が食べたい? それなら東京・中野の『やまよし』に行くべき!

家庭でもやまよし餃子が味わえる!?作り方のコツ

餃子

最後に、プロの矢部さんに聞くのも失礼だが、家庭で餃子をうまく焼くコツを教えてもらった。

「まず肉餡は寝かすことです。寝かす時間の目安は餡の種類にもよりますが、とくにうちの野菜餃子の場合は、丸1日寝かせます。餡は、調味料が入っているので、肉や野菜から水分が出てしまいます。でも、時間を置くとある程度、水分が戻ってきてくれて、これが焼いた時の餡の旨みになります」

では肝心の失敗しない焼き方は?

「いろいろやり方はあると思うのですが、僕の場合は、餃子の皮は、常温に戻しておき、伸びよくして、しっかり餡を包みこむことにしています。焼き始めて頃合いをみて、お湯を入れ、水分が蒸発してから、最後にごま油をかけて軽く蒸し焼きにします。焼き上がりのタイミングは音ですね。音が変わるのでわかります」

お湯を入れて、水分の蒸発を待つ
お湯を入れて、水分の蒸発を待つ

矢部さん、じつに丁寧に親切に教えてくれて感激! 

だが、しかし、いろいろなポイントを教わったが、最後は「音」だったとは。餃子、恐るべし。ますます成功への道のりが長いことを知り、やっぱり「やまよし」に来るのが1番いい。そう悟った。

(取材・文◎土原亜子)

1階はカウンター5席、2階はテーブル2つで、3席と4席
1階はカウンター5席、2階はテーブル2つで、3席と4席

●SHOP INFO

店名:中野餃子やまよし

住:東京都中野区5-55-9
TEL:なし
営:16:00~24:00 (L.O.23:30)
休:月