約60種類から選べる『まいどおおきに食堂』の「玉子焼き」と「さば塩焼」
『まいどおおきに食堂』は、1988年に大阪で1号店をオープンし、全国に285店舗展開する外食チェーン。店内には約60種類のおかずが並んでおり、自由に組み合わせて自分専用の定食が作れます。
注文してから目の前で焼き上げてくれる「玉子焼き」はふわふわしっとり。だしの風味と塩気が効いていて、ご飯が進みます。炭火でこんがり焼き上げる「さば塩焼」は噛むと旨みと脂がドバッと溢れ出します。優しい味つけの素朴なおかずに心が温まりますよ。
神戸で長年愛される『金時食堂』の「ハモフライ定食」
1951(昭和26)年創業の『金時食堂』は、中華街のある駅として有名な元町駅から徒歩数分の場所に店を構える大衆食堂。港に近いため魚のメニューが充実しており、地元民から愛されています。
名物の「ハモフライ定食」は、肉厚のハモをカリッと揚げ、タルタルにつけて食べます。湯引きして梅肉につけて食べることが多いハモを、豪快にフライにする調理法は港町ならでは。ほかでは味わえない食べ方で楽しめます。神戸を訪れた際のランチや昼飲みなどにおすすめです。
●SHOP INFO
店名:金時食堂(きんときしょくどう)
住:兵庫県神戸市中央区元町通1-7-2
TEL:078-331-1037
営:月~金10:30~21:00(L.O.20:30)、土曜10:30~20:00(L.O.19:30)、日曜10:30~19:00(L.O.18:30)
休:祝日
だしの旨みが広がる『かね又』の「特製シチュー」
『かね又』は、大阪・天満エリアで長年地元民から愛され続ける老舗の食堂。年配の夫婦が切り盛りしており、下町風情あふれる雰囲気です。このお店の名物は「特製シチュー」で、朝ごはんとして味わいにくる人も多いそうです。
シチューというと洋食をイメージしますが、こちらはだしがしっかり効いたあっさり塩味。具材は牛肉と玉ねぎ、じゃがいものみで、シンプルながらも深みがあり、ジワジワと旨みが広がります。冷え切った体をほっこりと温めてくれるので、今の時期にぴったりです。
調査結果
大阪には「ただいま」と言いたくなるような、温かい雰囲気の大衆食堂がまだまだ残っています。実家に帰ったような気分で訪れてみてはいかがでしょうか。