手土産にもぴったり!『茅乃舎』の東京駅限定“1袋だし”を使った出汁料理に挑戦!

優しい味わいの「豆腐のたらこ煮」は熱燗のお供に

 最初に作ったのは「豆腐のたらこ煮」です。これから肌寒くなる季節に良さそうな献立ですね。4人分の材料は下記のとおり。

豆腐のたらこ煮 材料

・茅乃舎だし……1袋
・水……300ml
・酒……大さじ1
・絹ごし豆腐……1丁(正味400g)
・たらこ……1腹(正味50g)
・水溶き片栗粉……(片栗粉 大さじ1、水 大さじ2)
・飾り用のねぎ……適量

 まずは大きめの鍋にパックのままの茅乃舎だしと分量の水を入れ、沸騰したら中火で2~3分煮出し、だしパックを取り出します。

もともとだしパックに入った状態で売られているので、袋から出してすぐに使えるのが便利。
もともとだしパックに入った状態で売られているので、袋から出してすぐに使えるのが便利。

 次に、絹ごし豆腐の水気を切り、食べやすい大きさに切ったら、先ほどの鍋のなかにそっと入れます。このとき、豆腐は重ならないようにしましょう。鍋は沸騰直前まで熱し、分量の酒を加えます。続いて2cm幅に切ったたらこを加え、たらこがふわっと花咲くまで弱火で煮ましょう。

豆腐は加熱しすぎると“す”が立つので注意する。
豆腐は加熱しすぎると“す”が立つので注意する。

 最後に、水溶き片栗粉を2~3回に分けて加えてとろみをつけます。レシピでは、ここで斜め切りの小葱2本を加えていますが、今回は飾りつけのみにしました。

 こちらが完成した豆腐のたらこ煮です。ひと口食べてみると、だしのうま味がしっかり感じられ、そこにたらこの塩気が加わってちょうどいい塩梅になっています。だしの味がしっかり効いていれば、醤油や塩を使う必要はないことに気付かされました。

 いい感じの小料理屋で食べるような上品な味わいは、熱燗の日本酒との相性が良さそう。焼酎のお湯割りでいただくのも良さそうです。