岩塩×にんにく×ごま油で男気UP！『伝説のすた丼屋』の限定「豪快W牛 岩塩焼肉丼」を食べてみた

塩味＆旨みの強烈なインパクト！「豪快W牛 岩塩焼肉丼」を実食

　圧倒的な火力で肉を炒める様子をカウンター越しに眺めながら、できあがりを待つこと約数分。運ばれてきた丼から、食欲を刺激しまくる肉とニンニクの香りが漂います。

　具材の構成は、塩ダレとニンニクチップを纏った牛カルビ＆牛ハラミに、玉ねぎと刻みネギ。別の器で温泉玉子とコチュジャンが添えられています。温玉を丼の中央に落として準備は完了、まずは主役の肉からいっちゃいましょう。

　カルビ、ハラミともに柔すぎず硬すぎずの絶妙な焼き加減。噛み締めるごとに部位の違いをしっかり感じさせる肉の旨さが広がります。というか、肉の味わいよりもまず先にアタックを仕掛けてくるのが、ガリッとした食感と強めの塩味。なるほど！　これが塩ダレに入っている岩塩だったのか。食べ始めのうちは違和感の方が強かった“ガリッ”な食感ですが、その存在を認識してからは特に問題なし。塩味も後を引かずにすっと消え、ほのかに残る旨みがいいアクセントになります。

　温泉玉子の黄身で強い味わいをマイルドにしつつ、コチュジャンの辛味でさらにパンチを効かせてみたりと、自由自在に肉の味を変化させながら白飯をガツガツ。その合間に口へ入ってくる玉ねぎの食感と甘さもまた、味わいにちょうどよい変化を与えて白飯をガツガツ。結局ひと息すら入れることなく、完食に至りました。ごちそうさま！

　改めて語るまでもなく美味しくいただけたわけですが、好みが分かれそうなのがやはり岩塩。ポジティブに捉えれば食感と塩味＆旨みが強烈なインパクトになりますが、そのインパクトが逆に塩ダレと肉の美味しさに対して邪魔をするネガティブな要素として受け取られるのではないかと。オーダーの際はそのあたりを頭の片隅に入れておいて、実食に臨んでみるといいかもしれません。

　なお、いつもの期間限定メニューと同じく、肉の量が並盛りの2倍になった「岩塩焼肉丼 肉ざんまい盛り」（1380円）と、唐揚げ3個が追加された「唐揚げ合盛り 岩塩焼肉丼」（1180円）のエクストラ仕様も用意されていますので、こちらもぜひチャレンジしてみてください。