ヤミツキ必至の牛ホル丼！『伝説のすた丼屋』で「すたみな岩塩牛ホル丼」を食べてきた

　荒ぶる腹ぺこピープルズの胃袋を、肉とニンニクのダブルパンチで大人しくさせる人気丼チェーン『伝説のすた丼屋／名物すた丼の店』では、ただ今期間限定で新メニュー「すたみな 岩塩牛ホル丼」を提供中。ヤミツキ度激高のテイストが、連日に渡って多くのお客さんをトリコにしている模様です。

　今回の丼は、期間限定メニューの中でも特に評判の高い大とろ牛ホルモンと岩塩を採用。メインの牛カルビ、そして“すたみな”要因として「とろろ」をトッピングした一品となっています。尋常じゃない暑さから梅雨に戻ったような日々によって削がれた体力と滅入り気味の気力を、美味しくフルチャージしてくれるはず。お味の確認も含め、さっそくお店で実食してまいりましたよ！

牛×とろろの最強コンボ！夏でもスルスル食べられる「すたみな 岩塩牛ホル丼」

　オーダー後、数分で丼が到着。丼の中央に鎮座する刻みネギ付きのとろろ、そしてその周りを隙間なく覆い尽くす牛ホルモン＆牛カルビで、茶碗3杯分のご飯が全く見えない素晴らしいルックス。香ばしい匂いが食欲のスイッチをバチッとONにします。

　まずは箸にファーストタッチした牛ホルモンからいきます。ぷりっぷりの食感に続いて、脂の甘味がじわっと広がります。何度も食してわかっていたとはいえ、『すた丼』の牛ホルモンはタレでも塩でも本当にウマい！　素材選びだけでなく、下処理にも相当に気を遣っているんだろうなと感じさせてくれます。

　続いては牛カルビ。こちらも適度な厚みの肉と脂身で、噛むごとに肉肉しい旨みが広がります。そして丼のテイストを決めるタレですが、今回の「特製すたみな岩塩ダレ」は、おろしニンニクにみりんとゴマ、タレの中に岩塩をたっぷりと溶かし込んでいるそうです。

　今回の丼は、従来の岩塩メニューと違って“岩塩の粒”が一切見当たらず、その代わりにタレが厚くかかっているところは塩味が強く、薄いところはニンニクの旨み＋岩塩の旨みが前に出てくるようになっています。従前の“塩粒のガリッと食感”が合わなく感じていた筆者としては、この改善は諸手を挙げて大歓迎。塩味の濃淡が味のアクセントにもなるのも、もしかして計算ずくなの？　だとした驚きです。

　さらに、トッピングのとろろがまた恐ろしいまでのビンゴ！　ブレンドされている和風だしの味わいこそ特製ダレの強い味で打ち消されてしまっていますが、ホルモンとカルビの脂っこさと特製ダレの味を程よくまるっと包み込んで、するするするっと食べ進められるようにしてくれます。とろろ自体にクセがなく、噛むことによって肉とタレの味わいをちゃんと引き出してくれています。牛タンととろろのコンビがあることはもちろん知っていましたが、まさかここまで肉ととろろの相性がよいものだったとは。丼の底に溜まった肉からの脂も全く気にならず、ずるずるむしゃむしゃと一気に食べ進めて無事に完食。ごちそうさまでした！

もっとパンチが欲しい人には「すたしゃぶ唐揚げ合盛り丼」もある！

　岩塩を特製ダレに溶け込ませたこと、そしてトッピングのとろろが、暑い今の時期にはちょっと以上に合わない“こってりがっつりしっかり”の味わいを見事に昇華。食後は「いいもん食った～」の美味しい余韻を感じさせてくれるほどでした。体力と気力が削がれてなくても、これは食べる価値大アリのアリ。ぜひお腹を存分に空かせて、お店に向かってみてください。

　なお、今回の「すたみな 岩塩牛ホル丼」と合わせ、「すたしゃぶ 唐揚げ合盛り丼」も発売中。豚バラスライスを冷しゃぶ風に仕立てた「すたしゃぶ」と、人気メニュー「すたみな唐揚げ」3個を合盛りに、和風だしをブレンドしたとろろと温泉玉子、大根の鬼おろしをぶっかけた、豪快にしてさっぱり、スタミナも満点のボリューミーな丼となっています。

　また「岩塩牛ホル丼」は派生メニューとして、「すたみな唐揚げ」3個を合盛りにした「唐揚げ合盛り 岩塩牛ホル丼」（1180円）や、肉を2倍に増量した「すたみな 岩塩牛ホルモン丼W盛り」（1380円）も用意されています。こちらもぜひどうぞ！