柿の種好きは必見! お取り寄せもできる「浪花屋」の柿の種がケタ違いのウマさだった!

新潟駅で手当り次第に浪花屋の柿の種を購入

定番は缶入りの「柿の種進物缶」だが、今回はお土産として購入したので缶入りは選ばなかった
定番は缶入りの「柿の種進物缶」だが、今回はお土産として購入したので缶入りは選ばなかった

 筆者が購入したのは今年の2月に訪れた新潟駅の土産物売り場ですが、ざっと探しただけで10種類以上の浪花屋の柿の種が見つかりました。まさかこんなにたくさんあるとは! なお、新潟県内だけでなく、浪花屋の柿の種は同社のオンラインショップでも購入できますし、成城石井でも一部商品が売られていることがあるのでご安心を。

 そもそも、浪花屋が柿の種を最初に作り出したのは大正12年に遡ります。創業当初はうるち米のせんべい作りでしたが、のちに大阪のあられ作りの製法を採り入れ、もち米を使ったあられを作るようになったのだとか。もともとは小判型の金型で餅を切り抜いて作っていたのですが、その金型をうっかり踏み潰してしまい、そのまま歪んだ小判型のあられを作ってみたところ、その形が“柿の種”に似ていて珍しいと言われ、大正13年に「柿の種」が誕生しました。

右から「元祖柿の種BOX」「大粒柿の種BOX」「大辛口柿の種BOX」(各540円)
右から「元祖柿の種BOX」「大粒柿の種BOX」「大辛口柿の種BOX」(各540円)

 そんな浪花屋の柿の種は、シンプルなものや大粒のもの、フレーバーが付いたものだけでなく、チョコレートでコーティングした「柿チョコ」などもあります。数あるなかから最初に食べるとすれば、定番とも言えるこの3つでしょう。

BOXには76g入りの小袋が3つ入っている。塩分が強めなのでおつまみやお茶請けにぴったり
BOXには76g入りの小袋が3つ入っている。塩分が強めなのでおつまみやお茶請けにぴったり

「元祖柿の種」は浪花屋の代表的な柿の種で、塩気が強めな味付けが特徴です。ちなみに、同社の柿の種はピーナッツが入っていないので、ひたすらあられを楽しめます。

サイズは大きいが、味付けは元祖柿の種と同じ
サイズは大きいが、味付けは元祖柿の種と同じ

 そして、筆者が浪花屋の柿の種のなかでも一番のお気に入りだったのが「大粒柿の種」。元祖柿の種と比較すると、倍ぐらいのサイズはがあり、ボリボリと食べる食感がたまりません! また、大粒のほうが米の旨みを感じやすい気がします。

左が大粒柿の種、右が元祖柿の種。これまで比較したことがなかったが、並べてみると違いがよくわかる
左が大粒柿の種、右が元祖柿の種。これまで比較したことがなかったが、並べてみると違いがよくわかる

 さらに、この大粒柿の種をカレー味にした「大柿カレー味」も売られています。こちらは大粒なだけでなくかなりスパイシーな仕上がりで、ビールによく合いそう。

「巾着大柿カレー味」(324円)はあえてヒビを入れて焼き上げることで、カレーの味わいをしっかりまとわせている
「巾着大柿カレー味」(324円)はあえてヒビを入れて焼き上げることで、カレーの味わいをしっかりまとわせている

 辛い系が好きな人には、「大辛口柿の種」がおすすめです。こちらも大粒の柿の種なのですが、唐辛子が聞いていてしっかり辛い!

パッと見た感じだけで色が赤っぽい。こちらも自然にヒビが入るように焼き上げている
パッと見た感じだけで色が赤っぽい。こちらも自然にヒビが入るように焼き上げている

 もちろん食べられないほどの“激辛”ではなく、おいしく食べられる辛さ。これもビールやチューハイが進む味わいに仕上がっています。