新潟駅で手当り次第に浪花屋の柿の種を購入
筆者が購入したのは今年の2月に訪れた新潟駅の土産物売り場ですが、ざっと探しただけで10種類以上の浪花屋の柿の種が見つかりました。まさかこんなにたくさんあるとは! なお、新潟県内だけでなく、浪花屋の柿の種は同社のオンラインショップでも購入できますし、成城石井でも一部商品が売られていることがあるのでご安心を。
そもそも、浪花屋が柿の種を最初に作り出したのは大正12年に遡ります。創業当初はうるち米のせんべい作りでしたが、のちに大阪のあられ作りの製法を採り入れ、もち米を使ったあられを作るようになったのだとか。もともとは小判型の金型で餅を切り抜いて作っていたのですが、その金型をうっかり踏み潰してしまい、そのまま歪んだ小判型のあられを作ってみたところ、その形が“柿の種”に似ていて珍しいと言われ、大正13年に「柿の種」が誕生しました。
そんな浪花屋の柿の種は、シンプルなものや大粒のもの、フレーバーが付いたものだけでなく、チョコレートでコーティングした「柿チョコ」などもあります。数あるなかから最初に食べるとすれば、定番とも言えるこの3つでしょう。
「元祖柿の種」は浪花屋の代表的な柿の種で、塩気が強めな味付けが特徴です。ちなみに、同社の柿の種はピーナッツが入っていないので、ひたすらあられを楽しめます。
そして、筆者が浪花屋の柿の種のなかでも一番のお気に入りだったのが「大粒柿の種」。元祖柿の種と比較すると、倍ぐらいのサイズはがあり、ボリボリと食べる食感がたまりません! また、大粒のほうが米の旨みを感じやすい気がします。
さらに、この大粒柿の種をカレー味にした「大柿カレー味」も売られています。こちらは大粒なだけでなくかなりスパイシーな仕上がりで、ビールによく合いそう。
辛い系が好きな人には、「大辛口柿の種」がおすすめです。こちらも大粒の柿の種なのですが、唐辛子が聞いていてしっかり辛い!
もちろん食べられないほどの“激辛”ではなく、おいしく食べられる辛さ。これもビールやチューハイが進む味わいに仕上がっています。