沖縄・宮古島だけでしか味わえない謎のスイーツ「紅芋ばんびん」って何だ? 現地の行列店で食べてきた!

一度食べたら絶対ハマる! 『なかゆくい商店』の「紅芋ばんびん」

 沖縄と言えば、サーターアンダギーが伝統的菓子として有名ですよね。宮古島では“さたばんびん”という名で販売されています。「さた」が砂糖、「ばんびん」が天ぷらという意味だそう。

 伊良部島にある『なかゆくい商店』の「ばんびん」は、特に絶品との噂。宮古空港から車で40分ほど走らせ伊良部大橋を渡ってほど近くにあります。

 観光客はもちろん、地元客からも大人気のこちら。7月~9月の繁忙期は長い行列が連日続き、1人あたり購入できる個数も限られています。筆者は開店20分前から並びましたが、気が付けば長蛇の列。早く並んでいて良かったです。

[食楽web]
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『なかゆくい商店』の「ばんびん」の特徴は、紅芋を使っている点。中を割ると、薄紫色の生地がお目見えし、紅芋のアロマティックな香りが漂います。

 外はカリッと香ばしい食感で、中はシフォンケーキのようにふかふか、モチモチです。甘みもほどよく、1人で2個はペロっと食べられます。

 一般的なサーターアンダギーは、どっしりと重めのドーナツというイメージがありましたが、こちらは食感も風味も洗練されていて、誰でも食べやすいスイーツとして完成されているなと感じました。1個100円というリーズナブルな価格も人気の秘訣です。

 注意としては、伊良部島は有名なビーチが広がっていますが、『なかゆくい商店』は水着姿や砂がたくさん付いた状態での来店はNG。ビーチに行く前に立ち寄るのがおすすめです。

●SHOP INFO

なかゆくい商店

住:沖縄県宮古島市伊良部字国仲57-3
TEL:090-9476-3215
営:10:00~12:00、13:00~(売り切れ次第終了)