【徹底検証】しらす×バナナ、プリン×納豆…AIが導き出した食材の「美味しい組み合わせ」は本当なのか?

【徹底検証】しらす×バナナ、プリン×納豆…AIが導き出した食材の「美味しい組み合わせ」は本当なのか?
食楽web

 美女と野獣、イケメンとオタク女子など、いつの世にも“意外なカップル”というのが存在します。それはそれで微笑ましいのですが、食べ物において“意外な組み合わせ”というのは、人間なかなかすんなりとは認められません。

 例えば、塩大福のように、甘いもの×しょっぱいものの相性の良さは認めるとしましょう。しかし、「しらすとバナナ」、あるいは「納豆とプリン」と言われたらどうでしょうか。これはAIの味覚センサーがはじき出した最強の組み合わせらしいのですが、多くの人は「いやいや、それはナイでしょ!」とツッコみたくなるんじゃないでしょうか。

 そのほかにも梅干し×牛乳、ロースハム×バウムクーヘンなどなど、多数の組み合わせがあるのですが、味を想像しただけで、筆者は正直言って「ウェッ」となります。

味覚センサー(AI)が弾き出した組み合わせには、こんな素材があります
味覚センサー(AI)が弾き出した組み合わせには、こんな素材があります

 AIが導き出した食材の組み合わせは「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」の5つの基本の味をもとに測定して考案されているそうです。とはいえ、食べ物は味そのものだけでなく、匂いや食感、ビジュアル、記憶などの色々な要素が重なって初めて美味しく感じるわけなので、「味だけで言われても、何だかなぁ」と思ってしまうわけです。

 しかし、幼い頃から「食べず嫌いはいけません」としつけられてきた日本人の一人としては、食べもせずに美味しくないと決めつけるわけにはいきません。そこで今回は、AI味覚センサーの勧める食材の組み合わせに実際に挑戦し、本当に美味しいのか検証してみることにします。