●調査内容:ランチパックとスナックサンド、見た目そっくりな2商品を食べ比べて違いを調べてみた
先日、スーパーで袋入りのたまごサンドを1個買ってオフィスで食べていたら、同僚から「あ、ランチパックですね」と声をかけられました。しかし筆者が食べていた袋をよくよく見ると「ランチパック」ではなく、「スナックサンド」と書いてありました。そう、この2つ、遠目からはわからないほどよく似てますよね。
ご存知の方も多いと思いますが、「ランチパック」はヤマザキの商品、「スナックサンド」は、フジパンの商品です。どちらも袋にサンドイッチが2個入っていて、その形状は食パンの耳がなくて四方が閉じられているタイプ。サイズも見た目も、そっくりなんですよね。
筆者は今回、ブランドを意識せず何気なく手に取ったわけですが、言われてみればこの2つ、何が違うんだろう? と気になり始めました。
それぞれの歴史をHPで調べてみると、フジパンの「スナックサンド」が1975年、一方、ヤマザキの「ランチパック」はその9年後、1984年に誕生しています。つまり、この独特な形を作った元祖は意外にもフジパンなんですね。ランチパックがあまりにも有名なので逆なのかと思ってました…。
ともあれ、このパンの四方を閉じた形状のおかげで中の具材がはみ出ないので、持ち運びに便利。もちろん食べるときもこぼれないのがイイ。また、両者とも開封前なら常温でも2~3日持つうえ、フレッシュなサンドイッチより格段にリーズナブルで、1個108円~158円くらいで買えるというメリットがあります。
このように、ランチパックとスナックサンドはよく似た商品ではありますが、作り手が違えば絶対に差があるはず。そこで今回、食べ比べてその差を調査してみました。