とんこつ系袋麺の最高峰! 「うまかっちゃん」シリーズ5種を食べ比べてみた

定番の「うまかっちゃん」とリニューアルした「濃厚新味」を食べ比べ!

 まずは定番の「うまかっちゃん」と「濃厚新味」を作ってみました。「濃厚新味」はゆで時間90秒。「うまかっちゃん」と比べると半分のゆで時間で仕上がりました。

左が「うまかっちゃん」、右が「濃厚新味」
左が「うまかっちゃん」、右が「濃厚新味」

 定番の「うまかっちゃん」は、やはり袋麺のとんこつ味の頂点に君臨する味。完成度が高く非の打ちどころが全くありませんでした。

 一方、濃厚新味はスープの色も濃く、味もとんこつの旨みを感じられる一品。リニューアルした麺もシャッキリした歯ごたえがあり、コシの強さも感じられます。ただ全体のバランスを考えると、定番の「うまかっちゃん」が完璧すぎるあまり、やや麺とスープの一体感が弱い印象でした。

 お次は、定番「うまかっちゃん」に次ぐ人気者「博多からし高菜風味」とともに、「香ばしにんにく風味」、「めんたいとんこつ濃厚仕立て」を食べ比べてみました。

定番に注ぐ人気者!「博多からし高菜風味」

「博多からし高菜風味」は、風高菜の風味と辛味がきいたピリ辛とんこつスープが特徴。定番と比べると幾分ジャンクなテイストで、飲んだ後のシメに最高な一杯です!

九州、沖縄、山口とエリア限定で販売!「香ばしにんにく風味」

 個人的なお気に入りは、こちらの「香ばしにんにく風味」。九州、沖縄、山口とエリア限定で販売されていて、熊本ラーメンらしい揚げにんにくの風味がきいた、クリーミーでコクのある美味しさを再現しています。これが、ニンニクの香りがとんこつスープに溶け込んでいて絶品! 「お店だったら絶対替え玉を頼んでいたな……」というくらい、濃厚な味でした。

「めんたいとんこつ濃厚仕立て」

 そして、ちょっぴり残念だったのが、「めんたいとんこつ濃厚仕立て」。インスタント食品にありがちなお菓子感のある明太子の風味に感じたので、個人的には他の4商品と比べてリピートはしないかなぁと感じました。目先を変えて、たまには違う味を食べてみたい時にはアリかもしれません。

 現状、関東で「うまかっちゃん」を買うには九州の物産展やアンテナショップが確実ですが、運よくディスカウントストアなどでも見かけることも。ぜひ東京のスーパーマーケットにカムバックしてほしいですね。

(撮影・文◎亀井亜衣子)