世界的な酒類コンペティションでの受賞を経て、今や海を超えて人気を誇る「薩州 赤兎馬」。「プレミアム焼酎の印象が強い『薩州 赤兎馬』ですが、実は普段の家庭料理にも合わせやすいんですよ」。自身も焼酎党という料理家・河瀬璃菜さんに、家飲みを贅沢にする、妙技なるペアリングを教えてもらった。
どんな味の肴も受け止める、「薩州 赤兎馬」の懐深さ
「私は、生まれも育ちも福岡市。焼酎の本場・九州では、酒場での第一声が『芋、ロック!』なんていう強者がたくさんいます」
しかし、そんな福岡でも「薩州 赤兎馬」は限られた店でしか出合えない一杯だったそうで、河瀬さんがその魅力に心酔したのは、20代前半に上京してからだ。
「フルーティな飲み口に、『これ、本当に芋焼酎?』と衝撃を覚えました。香りも華やかで、芳醇な甘味も深いのに、しっかりキレがある。『これぞ、どんな人をも魅了する焼酎』と脱帽しました」
薩州 赤兎馬
「薩州 赤兎馬」のバランスのよい飲み口を絶賛する河瀬さん。あえて濃い味つけの肴を合わせ、ラフに楽しむのがおすすめだという。「『プレミアム焼酎なのに、もったいない!』と思うかもしれません。でも口当たりのよさに身を委ねましょう。この『カツオの薬味味噌和え』は、ミョウガとニンニクの濃厚さが杯を進める一品です」
今年、世界三大酒類コンペティションのひとつSWSCでダブルゴールドを受賞した「薩州 赤兎馬」には、「和の刺身から洋のグラタンまで肴になる」という、懐の深さがある。「薩州 赤兎馬」が持つオールマイティな飲み口は、今後も海を超え支持されるに違いない。