旨い店はタクシー運転手に訊け! 板橋の町中華『丸福』のチャーハンは口福の極みである

旨い店はタクシー運転手に訊け! 板橋の町中華『丸福』のチャーハンは口福の極み
食楽web

「旅先で旨いものを食いたければ、タクシードライバーに聞くのが一番」と言います。そこでB級グルメに精通する現役運転手・荒川治さんにイチオシのお店に案内してもらいました。

「2021年、今年は福が来ますように」という願いを込めて、今年一番に私がご紹介したいお店は、東京板橋区・前野町にある『中華料理 丸福』というお店です。店名もさることながら、ここのチャーハンを食べるとまさに“福来たる”という気分になるんです。

板橋区前野町にポツンとありますが、テレビなどでも何度も紹介されています
板橋区前野町にポツンとありますが、テレビなどでも何度も紹介されています

 ちなみに『丸福』は、都営三田線の駅「志村坂上」から徒歩で約10分、東武東上線の「ときわ台」駅からは徒歩20分ほどかかる、けっこう不便な場所にあります。が、それこそタクシーに乗ってでもわざわざ訪れる人が多い、町中華の名店なんです。

 みんなのお目当ては、もちろん名物の「チャーハン」(650円)です。世の中にはいろいろなタイプのチャーハンがありますが、『丸福』のそれは、一度見たら絶対に忘れられなくなるビジュアルです。

『丸福』名物の「チャーハン」650円
『丸福』名物の「チャーハン」650円

 黄金色に輝くチャーハンの上にのっているのは、刻んだチャーシュー。中央には艶々と光るグリーンピースが2個。まるで正月の鏡餅か富士山のように、思わず縁起物のように拝みたくなる見た目です。

 もちろん、外見のインパクトだけではありません。口にすると、非常に印象に残る味わいなんです。その魅力をご紹介していきましょう。