券売機を見ると、人気ナンバー1は「特製とろりそば」。さらに東京駅限定という「抜群煮干しらーめん」というのもあり、メニューもすんなり決定です。
![「特製とろりそば」1,080円。トッピングにチャーシュー、煮卵、メンマ、ナルト、ネギ、そしてたっぷりの鰹節が載っています](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei06.jpg)
![東京駅限定「抜群煮干しらーめん」1,000円。トッピングはチャーシュー、煮卵、ネギ](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei07.jpg)
店先と店内の案内役の店員さんと厨房スタッフの連携がよく、2品とも10分も待たずに次々と登場しました。
![](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei08.jpg)
「特製とろりそば」は、「長時間強火で炊いた濃厚スープに、大量の煮干しを入れて作り上げる“元祖濃厚煮干”の唯一無二の濃厚煮干しらーめん」という説明書きがありました。
確かにスープはかなり濃厚ですが「鶏と煮干しの黄金比」と書いてある通り、まろやかな味がします。麺は、自家製の細麺でパツパツ系。スープがトロッと絡まって、僕が大好きな味です。特に秀逸なのは……
周:上にのっている極薄の削り節の香りがいいね。口の中でふんわりと広がって高級な香りがするよ。
良太:見て。注文が入ってから、あそこの削り器で鰹節を削って上に載せてるみたいだよ。削りたてを使ってるんだね。
![特製の削り機だそうです](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei09.jpg)
![店内には鰹節やサバ節がたくさんありました。](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei10.jpg)
続いて「抜群煮干しらーめん」。こちらは煮干しの味がギンギンにくるタイプ。
![「抜群煮干しらーめん」](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei11.jpg)
良太:煮干しラーメン好きの“二ボラー”にはたまらない味かもしれないね。でも俺には濃すぎて、ちょっと塩味も激しすぎるかな……。
と言って、食べ進むうちに良太の箸がピタッと止まりました。そこで、僕の「特製とろりそば」を少し残し、それを食べることに。
周:なるほど。これはかなりハードなタイプだね。好き嫌いがあるかもしれないけど、俺は、結構好きだな。ごはんものに、おかかを載せたごはんものあるから、それと食べると絶対合うと思う。頼もうかな。
![「削りたて鰹ごはん」290円。鹿児島県枕崎産のサバ節と、卵がついてきます](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei12.jpg)
良太:もうあと10分しかないから、だめだよ。
というわけで、「削りたて鰹ごはん」は断念。店を後にし、ダッシュで集合場所に向かいました。
周:ところで、「東京ラーメンストリート」って、どういうコンセプトで店を集めてるか知っている?
良太:東京ってついてるから「東京で食べたい有名店のラーメン屋」でしょ。
周:惜しい! 厳密にいうと「東京で真っ先に食べたいお店」で、「1週間通っても飽きない」店を選んでるらしいよ。
良太:つまり?
周:東京に住んでいる俺らはこの8店の味をきちんと知っておくべきだってことだよ。
良太:えっ。まさか、8店舗制覇を狙ってるんじゃ…?
というわけで、僕らは残りの7店の味を制覇しに来ようと約束しながら、ダッシュしてぎりぎり集合時間に間に合いました。
(取材・文◎土原亜子)
●SHOP INFO
![東京煮干しラーメン 玉(ぎょく)](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181111-kokosei13.jpg)
店名:東京煮干しラーメン 玉(ぎょく)
住:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲南口地下1階(東京駅一番街 地下1階南通り 東京ラーメンストリート内)
TEL:03-6551-2205
営:10:30~23:00(22:30LO)
休:なし