富山のタクシー運転手に聞いた『糸庄 本店』の「もつ煮込みうどん」を並びゼロで食べる裏ワザ

富山のタクシー運転手に聞いた『糸庄 本店』の「もつ煮込みうどん」を並びゼロで食べる裏ワザ
食楽web

●富山市民に「地元のオススメ料理は?」と聞くと、大半の人が名を挙げるもつ煮込みうどん専門店『糸庄』。タクシー運転手直伝の「行列を避ける技」にならって食べに行く

 富山のご当地グルメと言えば、ますのすし、新鮮な魚介類、かまぼこ、富山ブラックなどが全国的に知られています。しかし、現地の富山県民に「地元のオススメグルメは?」と聞くと、その大半が「『糸庄 本店』の「もつ煮込みうどん」が美味い!」と口を揃えたように言います。ただし、同時に「最大1時間待ちのすごい行列店だから、時間に余裕がないと入れない」とも……。

 筆者が接したほぼ全ての富山県民が絶賛した『糸庄 本店』がかなり気になりつつも、滞在中は行列に並ぶ時間的余裕がなかったため、指をくわえつつ半ば実食を諦めていました。しかし、たまたま滞在中に乗った地元のタクシーの運転手さんから「『糸庄 本店』の並びの少ない時間帯」を聞くことに成功。その言葉通りに『糸庄 本店』に行くと、なんと並びゼロ。待ち時間ナシで、富山県民大絶賛の味に辿り着くことができました。

『糸庄 本店』を並ばないで食べる術とは?

 地元のタクシーの運転手さんが言う『糸庄 本店』の並びの少ない時間帯は「オープン前」「日曜日の夜間」だそうです。

『糸庄 本店』の定休日は、毎週火曜と第1・第3水曜日。これを除く毎日の営業時間は「昼の部」が11~15時30分(ラストオーダー15時)、「夜の部」が17~22時30分(ラストオーダー22時)。この「昼の部」「夜の部」とも、オープン前の15~30分前の時間帯は比較的空いていることが多いのだと言います。ただし、土日祝はこの限りではなく、さらに早めにお店に並ぶほうが賢明とも教えてくれました。

 そして、旅行者に嬉しいのが「日曜日の夜間」。富山県民の夜は早く、特に多くの人が翌日に仕事などを控えた日曜日の夜は、さらに人が少なくなるため並びゼロになるタイミングがあるそうです。ただし、あまりに閉店ギリギリに店に行っても、「売り切れで早めの閉店」となることもあるため、この辺は微妙とも教えてくれました。

 もちろん、タクシー運転手さんの説が常にそうだとは言い切れないものの、筆者はこの言葉を信じ、富山滞在中の「日曜日の夜間(21時頃)」に行ってみることにしました。