【検証】吉野家・なか卯の「から揚げ丼」は何がどう違う? 食べ比べてみた!

『吉野家』も『なか卯』もから揚げ3個が基本

『吉野家』の「から揚げ丼」【並】516円。テイクアウトはおかずとご飯がセパレートで提供される
『吉野家』の「から揚げ丼」【並】516円。テイクアウトはおかずとご飯がセパレートで提供される

 まずは、値段から。

『吉野家』の「から揚げ丼」は、【並】が516円です。牛丼同様にサイズ変更ができ、【アタマの大盛】634円、【大盛】699円、【特盛】829円となります。

吉野家のメニュー
吉野家のメニュー

 ちなみに、サイズによって何が違うのかを『吉野家』の店員さんに聞いてみたところ、下記のように教えてくれました。

・【並】:から揚げ3個/ご飯並盛り
・【アタマの大盛】:から揚げ4個/ご飯並盛り
・【大盛】:から揚げ4個/ご飯大盛り
・【特盛】:から揚げ5個/ご飯が特盛り

 盛りが増えると、唐揚げが増えるシステムですね。

『なか卯』の「鶏唐丼」【並】590円
『なか卯』の「鶏唐丼」【並】590円

 続いて『なか卯』の「鶏唐丼」は、【並】は590円です。こちらもサイズ変更が可能で、【大盛】660円、【特盛】810円、【豪快盛】940円。

『なか卯』のメニュー
『なか卯』のメニュー

 こちらも『なか卯』の店員さんに、サイズ変更で何が変わるのかを聞いてみると、下の通り教えてくれました。

・【並】:から揚げ3個/ご飯並盛り
・【大盛】:から揚げ3個/ご飯大盛り
・【特盛】:から揚げ4個/ご飯大盛り
・【豪快盛】:から揚げ5個/ご飯が大盛り

 全体的に『なか卯』のお値段の方が高いことがわかります。

 さて、今回、2つの店で比較するのは【並】。つまり、から揚げ3個というのは一緒ですが、『吉野家』516円なのに対し、『なか卯』は590円。『なか卯』のほうが74円高い。この差は一体何なのか? 気になりますよね。

 さっそく、それぞれのから揚げの重量を計ってみました。

『吉野家』【並】は、から揚げ3個で162g
『吉野家』【並】は、から揚げ3個で162g

吉野家【並】:から揚げ3個(162g)/ご飯201g
なか卯【並】:から揚げ3個(199g)/ご飯205g

『吉野家』の唐揚げが1個あたり54gなのに対し、『なか卯』は1個あたり66gで、重量があることがわかります。

『なか卯』【並】は、から揚げ3個で199g
『なか卯』【並】は、から揚げ3個で199g

 実際並べてみたのが次の写真。『なか卯』のほうがひと回り大きいことがわかりますよね。大人の握りこぶしよりちょっと小さいくらいなので、通常の唐揚げより巨大です。

左が『吉野家』、右が『なか卯』
左が『吉野家』、右が『なか卯』

 そしてこの写真を見るとわかるように、『吉野家』の唐揚げは、衣をつけて揚げた状態のままですが、『なか卯』の唐揚げは、揚げた後にタレとネギがかかっています。