CoCo壱番屋の現役店長が教える! 絶対ウマい「最強カスタムカレー」3選

山と海の味が詰まった食べ応え抜群の一皿「海の幸カレー(やさい)」

1161円(海の幸カレー(ポーク)911円+やさい250円/税込)
1161円(海の幸カレー(ポーク)911円+やさい250円/税込)

 ラスト3皿目は「海の幸カレー(ポーク)+やさい」!

 店長さんによると「にんじんやじゃがいも玉ねぎなどの“山の幸”である野菜と、アサリ・エビ・イカという“海の幸”の組み合わせが最高です。中でもイカは一度揚げてからルーの中に入れるひと手間をかけており、野菜、海鮮の食感だけでなく、衣のサクッとした食感も合わせて楽しめます。これも昔からの人気メニューです」とのこと。

 筆者の中では、ココイチのカレーで海鮮系といえば「エビにこみカレー」止まり、野菜に関しては先述の「ほうれん草」が野菜系の初トッピングと経験値はほぼ皆無。うーん、知見が広がるなあ(笑)。具材の「やさい」は、ごろっと大きめのじゃがいもとにんじん、スナップエンドウ、玉ねぎの4種類。「海の幸」はイカフライ、アサリのむき身とエビの3種類を確認。チーズは入っていませんが、いろんな具材が入っているおかげかルーにとろみとコクが加わっています。

ゴロゴロっとした野菜がふんだんに入っている
ゴロゴロっとした野菜がふんだんに入っている

 じゃがいもはホクホク、にんじんは甘味と、カットが大きい分だけ素材の質感がダイレクトに感じられて美味しいです。一方の「海の幸」は、エビも粒が大きめでプリプリの食感で旨みがしっかり、アサリも噛むほどに旨みが広がります。そして驚きはイカフライ。ルーが染みてふにゃっとした部分と若干サクサク感が残った衣、柔らかで強烈な味のイカの身がまあウマいこと! あまりの美味しさに単品イカフライはないのかとタッチパネルで確認、単品220円(税込)で販売しているのを見つけて思わずニンマリです(※エビにこみとアサリも単品アリ)。

驚くほど美味しかったイカフライ
驚くほど美味しかったイカフライ

 じゃがいもとにんじんのおかげか、これまでの2皿とは明らかにボリュームのある一杯でしたが、何の苦もなくペロッと完食。これにてミッション完了、ごちそうさまでした!!

●味の感想……大きめにカットされたじゃがいもとにんじんが食べ応え抜群。海鮮具材との組み合わせも、まるで初めからワンセットのような馴染みっぷりです。そして特筆すべきはイカフライ! 旨みたっぷりで食感もナイス。もっと早くお前に出会いたかった…(2回目)。

まとめ

筆者のおすすめトッピングは「チキンにこみ」と「イカフライ」
筆者のおすすめトッピングは「チキンにこみ」と「イカフライ」

 筆者にとってチーズとソーセージ以外は初めてのトッピングでしたが、その全てが例外なしでカレーとジャストマッチ。ベテラン店長さんオススメのカスタマイズは、どれも最高に美味しい組み合わせでした。

 公式サイトでトッピングを確認したところ、期間限定のものを含めて現在44種類(ハーフ仕様は含まず)。一度自分の好みに合ったトッピングに巡り合うと、それに固定されて他の品を選ばなくなってしまいがちですが、今回の実食でトッピングの最終的なゴール(チョイス)を決めるのは、一通り食してからにするのがベターということに改めて気付かされました。

 僭越ながら筆者のオススメを記しておきますと、食レポ内でも強く触れた「チキンにこみ」と「イカフライ」。オーダーして損なしの旨さでした。もちろん、店長さんオススメのカスタマイズ3品も味わう価値は大いにアリですので、この機にぜひお近くの『CoCo壱番屋』に足を運んで、カスタマイズが生み出す新たな美味しさに巡り合ってみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

カレーハウスCoCo壱番屋

https://www.ichibanya.co.jp/