手土産の新定番!月間25万個を売り上げる『RINGO』のアップルパイはなぜおいしい?

サクサク食感を追求したパイ生地がスゴい

 実際にRINGOのアップルパイを食べてみて、最初に驚かされるのがその食感。パイ生地が想像以上にサックサク! それもそのはず、RINGOではすべてのカスタードアップルパイがお店で焼かれているので、いつでもできたてが楽しめるのです。

工場から冷凍状態で届いたアップルパイを、店内のオーブンで焼き上げていく。
工場から冷凍状態で届いたアップルパイを、店内のオーブンで焼き上げていく。

 このパイ生地には、グルテン量が低いオリジナルブレンドの小麦粉が使用されており、北海道産のフレッシュバターが練り込まれているのだとか。144層に重ねられた繊細なパイ生地が織りなすこの食感だけでも、食す価値があります。

少し時間が経った状態でもこれだけサクサク感のあるパイ生地は初めての経験。35分焼いた後に、もう5分焼く“二度焼きスタイル”もこの食感を生み出す秘訣だ。
少し時間が経った状態でもこれだけサクサク感のあるパイ生地は初めての経験。35分焼いた後に、もう5分焼く“二度焼きスタイル”もこの食感を生み出す秘訣だ。

 また、旬の時期に収穫した青森県産の「葉取らずリンゴ」を2cm角にカットしてフィリングにしているので、リンゴの食感がしっかり楽しめるのも魅力です。葉取らずリンゴとは、葉を取らずに栽培したリンゴのことで、こうすることで見栄えはいまいちでも、実に養分がしっかり貯まるのだそう。

 カスタードクリームには北海道産の牛乳を使用し、とろりとした口当たりが楽しめます。このカスタードクリームはパイ生地を焼いてから“後入れ”しているからこそ、パイのサクサクの食感が損なわれないんですね。

ひとつひとつ手作業でカスタードクリームを詰めていく。
ひとつひとつ手作業でカスタードクリームを詰めていく。

 1個である程度の満足感は得られるものの、つい次のアップルパイに手が伸びてしまうのは、老舗の味をベースにしたからこそなせるワザなのかもしれません。

1個399円、4個1,512円で販売。手土産としてもちょうどいい値段なのがうれしい。
1個399円、4個1,512円で販売。手土産としてもちょうどいい値段なのがうれしい。