手土産の新定番!月間25万個を売り上げる『RINGO』のアップルパイはなぜおいしい?

手土産の新定番!月間25万個を売り上げる『RINGO』のアップルパイはなぜおいしい?
食楽web

 手土産を選ぶのって、意外と悩ましいですよね。選ぶポイントとしては、「個包装で食べやすいこと」。そして、「誰もが好きな味」であることも重要です。そんな手土産の必須条件を兼ね備え、かつ想像を遥かに上回る味わいで、いま話題なのが『RINGO』の焼きたてカスタードアップルパイです。

 現在、国内で4店舗を展開するRINGOのカスタードアップルパイは、月間約25万個を売り上げるといいます。“アップルパイ”という定番の洋菓子がここまでの人気を誇る秘密はどこにあるのかを探るべく、「RINGO 池袋店」にお邪魔し、BAKE広報担当の芳賀宏輔氏にお話を伺いました。

原点は札幌の老舗洋菓子店のアップルパイだった

 RINGOのカスタードアップルパイは、札幌の老舗洋菓子店「きのとや」のアップルパイが原点となっています。どうして同店のアップルパイが原点になったのか。それは、RINGOの運営会社である「BAKE」の創業者である長沼真太郎氏の父・長沼昭夫氏がきのとやの創業者だったからです。

 商社勤めから実家の洋菓子店に転職し、そこから東京でお菓子のスタートアップを始めたという異例の経歴を持つ長沼真太郎氏。もともと、きのとやが長年の経験で培ってきたノウハウをもとにお菓子の開発を行い、そこにBAKEとしてのアイデアやストーリーを加えて、商品を開発してきたのですが、RINGOはBAKEにとって第3のブランドとして2016年に池袋店が1号店としてオープンしました。

 現在もきのとやではアップルパイが販売されていますが、RINGOのものとはまったくの別物。現在のRINGOのアップルパイに至るまでには、7回も形を変えてきたそうです。

フレンチスタイルのグローブ型がRINGOのアップルパイの特徴。
フレンチスタイルのグローブ型がRINGOのアップルパイの特徴。

 また、アップルパイは酸味が強くて苦手な人もいることから、RINGOでは酸味を包み込むなめらかなカスタードクリームをたっぷり入れることで、幅広い層に受け入れられるカスタードアップルパイを生み出したとのこと。