手土産の新定番!月間25万個を売り上げる『RINGO』のアップルパイはなぜおいしい?

工房一体型のお店だからこそできるできたての味は別格

 これだけ人気の店舗でありながら、デパートなどの催事には出たことがないそうです。なぜなら、できたてのアップルパイを提供するための設備が必要になるから。

店内の台の上にはずらりとアップルパイが並ぶ。視覚と嗅覚に訴えかけてくるので、レジ前でつい多めに買いたくなること必至。
店内の台の上にはずらりとアップルパイが並ぶ。視覚と嗅覚に訴えかけてくるので、レジ前でつい多めに買いたくなること必至。

 これは洋菓子店の息子として育った長沼氏が、「工場で食べるお菓子が一番おいしい」と感じた体験から生まれたRINGOのこだわりのひとつ。ガラス張りで外から丸見えになっていることと、大きな看板を出していない“工場っぽさ”は、池袋店以外の店舗にも共通した店舗設計だそうです。

店の外にはシンプルな看板があるだけなので、一見すると何の店なのかわからないのも狙いのひとつ。
店の外にはシンプルな看板があるだけなので、一見すると何の店なのかわからないのも狙いのひとつ。

 RINGO 池袋店では、現在1人4個までの購入制限がありますが、時間帯によってはもう少し多く購入することも可能だそうです。リンゴをイメージした華やかなパッケージは、男性でも持ち歩きやすいので、ビジネスマンの人が買っていくことも多いのだとか。

リンゴを思わせる華やかなパッケージは、手土産としての見栄えの良さもバッチリ。
リンゴを思わせる華やかなパッケージは、手土産としての見栄えの良さもバッチリ。

 池袋店以外にも、ウィング川崎店、天神地下街店、ルクア大阪店があるので、福岡や大阪の人は食べるチャンスがありますよ。できたてのアップルパイをぜひ堪能してみてください。

●SHOP INFO

RINGO 池袋店 外観

店名:RINGO 池袋店

住:東京都豊島区南池袋1-28-2 JR池袋駅1F
TEL:03-5911-7825
営:10:00~22:00
休:なし
http://ringo-applepie.com/

●著者プロフィール

取材・文/今西絢美

編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好き。