ガリザク食感の衣が美味のジャンボからあげ|『からり商店 平井店』(平井)

からあげの衣、みなさんはどんな食感のものがお好みですか? サクッと爽快なもの、フワッと軽やかなもの……。「ジャリッ」「カリッ」など、擬態語で表現すると、実はかなりのパターンの衣が存在することがわかります。
そして東京・江戸川区のテイクアウト専門『唐揚げ専門 からり商店』のからあげは「ガリッ」「ザクッ」という食感のからあげです。何やら岩石のような固い衣をイメージするかもしれませんが、これが旨いんです。
こちらのおすすめは「醤油唐揚げ」「てりマヨ唐揚げ」「うま塩唐揚げ」「手羽先唐揚げ」の4種類。
1個60g前後はありそうな巨大からあげです。一番人気の「醤油唐揚げ」は、歯を衣に軽く当てただけで衣の強さが伝わってきます。その衣に思い切って歯を押し込んでみると、ガリッという音が。しかしさほどの抵抗は受けずに肉に歯がたどり着き、歯の上でザクザクという音を立てています。

軽いおこげが香ばしく、やわらかく、そして弾力のある肉と徐々に混じっていきます。衣ガリザク、肉フワリ。両方の食感がシャッフルされていくのが心地よい。ニンニクのほのかな風味の中に醤油の風味も感じます。飲み込んだ後も、とろりとした肉の旨みが舌の上に残ってしばらく消えません。これが後を引くんですね。
ちなみに売れ筋No.2は「てりマヨ唐揚げ」。甘ダレとマヨネーズをブレンドしたタレがたっぷりとかかっています。このタレがガリザク系の衣にしっとり感としなやかさを生み出し、甘みと酸味も加わって、ちょっとチキン南蛮にも似た味わい。

また、「うま塩唐揚げ」(120g・292円)は塩味が何とも上品でさわやかさを感じるひと品。白いご飯が欲しくなります。「手羽先唐揚げ」は肉厚で可食部が多いのがうれしい手羽先。甘さの中から、スパイシーな味わいも感じられて、これまた食欲増進。骨にむしゃぶりつくように食べてしまいました。