カラアゲニストが厳選! 2021年に最高に旨かった「からあげ」の名店BEST7

巨大すぎる台湾のご当地からあげ「台灣大鶏排」|『カピタピ』(渋谷)

『カピタピ』の「台灣大鶏排」
『カピタピ』の「台灣大鶏排」

 巷でじわじわ話題を集めている台湾風からあげ「鶏排(ジーパイ)」。台湾に行けば、屋台や夜店などで売られていて、手軽に食べられるご当地からあげのひとつです。東京・渋谷にある『カピタピ』は、台湾風からあげ「鶏排(ジーパイ)」が楽しめるテイクアウト専門店。こちらの「台灣大鶏排」は大人の顔ほどもありそうな大きさです。

 鶏排はムネ肉を使用するのが一般的ですが、こちらはモモ肉。1枚肉を広げて伸ばし、叩いたりしてこの大きさにしているそうです。衣には本場・台湾と同様に、さつまいも粉を使用。それも台湾産のものを取り寄せているとのことで、限りなく本場の衣に近いと言えそうです。

台湾といえばこれ。「烏龍タピオカミルクティー」(430円)。鶏排との相性もいい!
台湾といえばこれ。「烏龍タピオカミルクティー」(430円)。鶏排との相性もいい!

 両手で持つと、ズッシリとした重量感が伝わってきます。およそ300gはあるでしょう。味付けには五香粉などのスパイスを数種類使っており、エスニックな香りを感じます。サクサクの衣には、さつまいもの甘みもかすかに感じられ、スパイシーな味とも見事に調和しています。鶏肉はモモを使っているだけあって、やわらかくて旨みも抜群。スパイス、衣のさつまいも、肉の旨みがなんともいえない複層的な味わいを演出しています。

 この鶏排、店員さんによると「1枚完食した後にもう1枚食べた女子高生もいます」とのこと。ス、スゴい! と目が丸くなりましたが、それも納得の美味しさです。完食の自信がない人には「台灣鶏排・ミニ」(370円)もありますよ。

●SHOP INFO

カピタピ外観

店名:カピタピ

住:東京都渋谷区道玄坂2-16-1 伊勢八ビル