ご飯も海苔もないファミマの「のり弁風おかず」で最高の海苔弁を作ってみた

アレンジ「のり弁」作りが楽しすぎる

1食あたり、453kcalです
1食あたり、453kcalです

 さっそく家に戻り、「のり弁風おかず」のふたを開けてみると、思ったより大きな白身魚のフライやちくわの磯辺揚げがギュギュウに入っており、その下には焼きそばが敷き詰められていました。フライにはタルタルソースもかかっていて、なかなか豪華。でも、肝心の海苔とご飯は、もちろんありません。

ご飯をふたに盛っていきます
ご飯をふたに盛っていきます

 そこで、自家製「のり弁」を作るため、ふたを利用することにしました。このふた、なかなかどうして、ご飯を入れるのにピッタリサイズの深さなのです。そこにご飯を敷き詰め、おかかと醤油をかけ、その上に海苔、さらに刷毛で海苔に醤油を塗って、のり弁の土台が完成。

のり弁の土台が堂々完成
のり弁の土台が堂々完成

 さらにその土台の上に、「のり弁風おかず」を一つずつ移動させ、誰が見ても「これは立派なのり弁だ」と思うような作品を作っていきます。もちろん、大したことはしていません。他人が作り、コンビニで売っているおかずを、ただただ、右から左へ動かしているだけです。でも、これがなぜか無性に楽しい。そして、でき上がったのがこちら。

自作の“のり弁”の上にファミマで買った「のり弁風おかず」をのせ、完璧なのり弁に仕上げてみた。左は、「のり弁風おかず」の下に敷き詰められていた焼きそば
自作の“のり弁”の上にファミマで買った「のり弁風おかず」をのせ、完璧なのり弁に仕上げてみた。左は、「のり弁風おかず」の下に敷き詰められていた焼きそば

 いかがでしょうか? 我ながら立派なのり弁になった気がします。食べてみると、ちゃんと美味しい。一番美味しいのは、もちろん土台部分。つまり自宅にあった海苔とおかかとご飯を合わせただけのもの。でも、そこに、家で作るとなると面倒なちくわの磯辺揚げや白身魚が加わることで、非常にトクした気分になってくるのです。

 まだまだおうち時間が長引きそうなので、このファミマの「のり弁風おかず」で、のり弁作りを楽しんでみてはいかがでしょう。けっこう楽しいですよ。

(撮影・文◎土原亜子)