麻と辣がせめぎ合う! 今食べておきたい至極の「カラシビ料理」5選

魚の青花山椒麻辣煮込み|『京華樓』(横浜)

シビカラが白身魚の淡白な美味しさをさらに引き立てます
シビカラが白身魚の淡白な美味しさをさらに引き立てます

 北京、広東、上海、湖南などさまざまな中華料理が味わえる横浜中華街。ここにある本格四川料理の店『京華樓 本館』は、激辛マニアがオフ会を開くほど、辛さと美味しさに定評のある店です。こちらでおすすめのメニューが冒頭の写真。「山椒がドサッと入った“極シビレ料理”が、クセになる美味しさでおすすめですよ」と料理長が話す「魚の青花山椒麻辣煮込み」です。

「魚の青花山椒麻辣煮込み」3024円。鉄板で熱した山椒の粒が大量に浮かびます
「魚の青花山椒麻辣煮込み」3024円。鉄板で熱した山椒の粒が大量に浮かびます

 インパクトのあるビジュアルに圧倒されながらも一口食べれば、フワフワの白身魚にほどよい辛さと山椒の香り、そして山椒の粒を噛むと、ブワブワッとシビレがいきなり広がります。しかし、シビレだけじゃないところがさすが本格四川料理店。山椒のシビレ、唐辛子の辛さとともに、旨みもしっかり。白身魚のホロッとした食感、キャベツやモヤシのシャキシャキ感などもいいアクセントになって、もう一口、また一口と食べたくなる美味しさです。

 この料理に合うお酒を聞くと、「ハイボールかビールですね。炭酸系がさっぱりしていいですよ」とのこと。旨辛の味と合わさって、辛口のはずのハイボールが甘く感じるから不思議。山椒の粒のプチプチ、カリカリッとした食感も楽しくなってきます。

 ほかにも、本場の四川麻婆豆腐や麻辣スペアリブなど、激辛・激シビレ料理がいろいろある『京華楼 本館』。四川省出身のシェフが作る、本場の味がビリビリ楽しめますよ。

●SHOP INFO

キョウカロウ ホンテン 外観

店名:京華樓 本館(キョウカロウ ホンテン)

住:神奈川県横浜市中区山下町138
TEL:045-211-2866
営:11:30~21:30、土・日・祝11:00~21:30(各LO)
休:なし