色、素材、意外性で組み合わせを選ぶ
食事とのペアリングを考えるときに、一番わかりやすいのが「似た色同士のペアリング」です。たとえば、「Afterdark」と「SVB特製焼きチョコレートケーキ」。
アフターダークはコーヒーのような甘みと苦味が感じられるのですが、それと濃厚な焼きチョコレートケーキとの相性は抜群です。SVBでは締めにAfterdarkを頼む人が多いそうなのですが、デザートと一緒にビールを楽しむというのは新しい経験です。
次に試してほしいのが、「似た風味同士のペアリング」。「Daydream」と「マグロとネギのアヒージョ 柚子胡椒風味」組み合わせは、どちらも和の食材を用いているので、組み合わせたときのお互いの味を引き立ててくれます。たしかに、柔らかい味わいながらも柚子や山椒でピリッとアクセントの効いたDaydreamは、アヒージョのネギや柚子胡椒とマッチしているんです。
あとは、「相乗効果を生み出すペアリング」も忘れてはいけません。甘酸っぱさのある「JAZZBERRY」と「スモーク牛タンのグリル」を一緒にいただくと、まるでお肉とベリーソースを合わせているような味わいに変化します。デザートのようなビールなのかと思いきや、脂身の少ない肉料理に合うらしく、これはかなりうれしい発見！
古川さん曰く、「ピルスナーの一般的なビールも、もちろん料理に合います。しかし、クラフトビールには個性があるので、組み合わせのパターンは無限大。正解は1つだけではなく、どんどん見つけられるはず」とのこと。
SVBは東京だけでなく、横浜、京都にも店舗を構えています。各店で飲めるクラフトビールは異なり、店舗ごとの限定醸造モノもあるのだとか。お店でしか楽しめないバリエーション豊かなクラフトビールを飲みに、仕事終わりに、休日にSVBに出かけてみましょう。
（取材・文◎今西絢美）
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住：東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山内
電：03-6416-4960
営：月～土 8:00～24:00（L.O.22:30）
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休：なし
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