実はランチも旨い! スシローが手掛ける寿司居酒屋『杉玉』で限定10食の豪華「舟盛り丼」を食べてきた

『杉玉』の限定10食「舟盛り丼」とは?

店先にあるランチメニュー
店先にあるランチメニュー

 今回、訪れたのは東京杉並区にある『杉玉 新高円寺店』。ランチ時間は店舗によって異なるようですが、ここは12~14時。店先のメニューを眺めてみると、海鮮丼は1100~2200円で、全30種類。ネタによって値段が異なります。このほか握りはもちろん、天ぷらやうどん、ラーメン×寿司のセットもあります。

寿司セットや握りのメニューも多彩(食楽web)
寿司セットや握りのメニューも多彩(食楽web)

 この豊富な海鮮メニューからどれにしようかと迷いましたが、「舟盛り丼」(990円)に目を引かれました。

 “舟盛り”といえば、船をかたどった器に魚介類を盛り付けたおもてなし料理。写真でも、ちゃんと舟盛りになっていて、下に丼メシの姿も見えています。さらに赤出汁の味噌汁付きで、しかもご飯大盛り無料。これで990円は安いですよね。“限定10食”ですが、ラッキーなことに訪れた日はまだあったので、その「舟盛り丼」を注文。登場したのがこちらです。

「舟盛り丼」990円
「舟盛り丼」990円

 ちゃんと舟にのってきました! お座敷などで出される大舟ではなく小舟ではありますが、それでもインパクト大で、テンションが上がります。

 舟の上には、マグロ、ハマチ、サーモン、アジ、イカ、ネギトロ、イクラ、タマゴの8種類。そして、丼にはすし飯と、こちらにもイクラが! いや~想像の上をゆく豪華さです。

 食べ方は、小皿に醤油とわさびを入れて刺し身として食べてもいいし、酢飯の上に刺し身を盛って、海鮮丼にしてもOK。この自由さもいいですね。

丼の中に酢飯とイクラものっています
丼の中に酢飯とイクラものっています

 まずお刺し身のマグロを食べてみると、新鮮で旨味もたっぷり。これは間違いない美味しさです。酢飯の上に載せて海鮮丼にしてみることに。

舟盛りから、海鮮丼にしてみました
舟盛りから、海鮮丼にしてみました

 丼に移してみると、盛りだくさんのお刺し身で埋め尽くされ、これも豪華絢爛。ちなみに、酢飯の色が茶色いですよね。その理由をお店の方に聞いてみると、「黒酢とバルサミコ酢をブレンドしているんです」と説明してくれました。

 この酢飯がまた美味しいんですよ。粒立ちのよいシャリにお酢のまろやかな酸味と甘みが加わり、ネタとの相性が抜群です。赤出汁のお味噌汁もしみじみと旨し。

 というわけで、ぺろりと完食。ごはんを大盛りにすればよかったと後悔したほど。この「舟盛り丼」は本気でオススメです。

(撮影・文◎土原亜子)