こんにちは。羊肉を普及させることを目的とする消費者団体・羊齧協会の菊池です。仕事柄、外食の機会がかなり多く、毎晩のようにいろんなお店で美味しい羊肉に舌鼓を打ってきました。こんな生活がずっと続くんだろうな…と思っていましたが、まさかのコロナ禍で外食が難しい状況に。本当に、人生何が起こるかわかりません。
外食できないとなると、家での料理にちょっとずつ凝り始めるようになるのは、皆さん同じですよね。私も「おうち羊(家で羊を料理して食べること)」を極めるべく、いろんな料理に挑戦していましたが、今では一周回って「シンプルに焼いた羊にはどんなスパイスが合うか?」を考えて試行錯誤しています。今回は、その研究成果を皆さんにご紹介しましょう。
塩(すべての基本)、ニンニク醤油(ラムチョップに最高に合う)、ローズマリー(王道にしてベスト)など、ベーシックな調味料はもちろん多数あるのですが、今回は「ミックススパイス」とこだわりのスパイスを3品、ご紹介したいと思います。
スパイスの味わいがよくわかるよう、シンプルにフライパンで「焼くときにかける」か「焼いた後につける」という方法で羊肉に合わせました。お肉は、花形部位である厚切りのオーストラリア産肩ロース。
ちなみに今回、お肉を買ったのは『なみかた羊肉店』。羊肉は厚さも大切。100g単位で選べる「生ラムショルダースライス」をちょっと厚めの7mm前後でお願いし、スパイスに負けないようにしました。