【実食レポ】『すき家』に登場して話題の「すきやき牛丼」が本当に旨いのか食べてみた!

【実食レポ】『すき家』に登場して話題の「すきやき牛丼」が本当に旨いのか食べてみた!
食楽web

 多彩な牛丼メニューやこだわりの丼メニュー、カレーや定食などなど、豊富なラインナップでお腹を空かせた子羊たちを日々大満足させている人気チェーン『すき家』では、9月14日より期間限定メニュー「すきやき牛丼」及び「旨辛すきやき牛丼」を販売しています。

実際のメニュー画面(食楽web)
実際のメニュー画面(食楽web)

 看板メニューの「牛丼」に、特製すき焼きダレで仕上げた白菜、にんじん、青ネギ、豆腐、しらたきの“肉以外の定番すき焼き具材”をトッピングした、何とも豪華な一杯。系統は似ているのに料理としては別物…いや、別物というほどでもない「牛丼」と「すき焼きの具」の組み合わせが、果たしてどんな味わいを感じさせてくれるのか。お店での実食で確認してみることにしましょう!

牛丼×すき焼きのハイブリット丼!「すきやき牛丼」の実力は?

今回は「すきやき牛丼(並盛)」580円をオーダー
今回は「すきやき牛丼(並盛)」580円をオーダー

 通常の牛丼よりも気持ち遅めに丼が運ばれてきました。なるほど、すき焼きと言われれば確かにすき焼きっぽいルックスです。まずは食べてくれといわんばかりにアピールする白菜からいってみましょう。白い部分は白菜の食感と水気が残り、葉の部分はじゅんと柔らかで特製すき焼きダレの甘い味わい。くったくたに煮込まれているのではなく、かといってタレをくぐらせただけでもない、ちょうどいい感じの煮具合です。

食感をしっかり楽しめる絶妙な塩梅の豆腐
食感をしっかり楽しめる絶妙な塩梅の豆腐

 豆腐はしっかりとした固さで、こちらもすき焼きダレが適度に染み込んでいいお味。しらたきとにんじんも食感と味にアクセントを加えてくれます。うん、すき焼きの具材たちは問題なく美味しい。すき焼きダレの味わいも、割り下ほどの甘味と醤油の強さがないため、具材を食べやすくしています。その辺は『すき家』、ちゃんと考えてますね。

主役のお肉はご飯と共にいただきます
主役のお肉はご飯と共にいただきます

 もう一方の主役である牛丼の具は、牛肉も玉ねぎもいつもと変わらぬテイスト。改めて食べてみると、すき焼きダレの味とはちゃんと別になっているのがわかります。牛丼ダレの方が、優しさと旨みが気持ち強めといったところでしょうか。すき焼きの具と一緒に食べても、全くといっていいほど違和感がなく、むしろすき焼きの具材から出た旨みが加わって、いつもの牛丼よりも奥行きを感じさせる味わいになってます。

 これはナイスな相乗効果だなと感心しながらガッツガッツと食べ進め、あっという間に完食。ごちそうさま!

店頭のPOP
店頭のPOP

 牛丼にすき焼きの具材が加わったことでバラエティな食感と深みのある味わいが生まれ、食べ応えに関してもボリュームさをしっかりと感じさせてくれる量と、予想以上に両者がフュージョンしていた一杯でした。

 ただ、あまりに違和感なく一体となっているこのテイストを牛丼でもすき焼きでもない、むしろどっち付かずのコンフュージョンとネガに受け止める人もいるんじゃなかろうかと、そんな思いもあったりします。これについては、すき焼き具材を旨辛ダレで仕上げたもう一方のメニュー「旨辛すきやき牛丼」(並580円)や、オプションでオーダーできる「みそ汁たまごセット」(+100円)、「とん汁たまごセット」(+200円)で、あっさりクリアできるかもしれません。

 ここ最近すき焼きはご無沙汰だったなあという方、またいつもの牛丼に何かしらのひと捻りを加えてみたいなあという方には、恐らく最適な一杯となりそうな「すきやき牛丼」。10月下旬(予定)までの販売となっていますので、ぜひ早めに最寄りの『すき家』にて、“うんめー”味を楽しんでみてください!

●DATA

「すきやき牛丼」&「旨辛すきやき牛丼」

期間:2022年9月14日(水)~10月下旬(予定)
販売:国内の『すき家』全店舗(1,942店/9月7日時点)
※両メニューとも、サイズは「ミニ」(510円)~「メガ」(1,030円)の全6種類
https://www.sukiya.jp/
※価格は税込(イートイン・テイクアウト共通)
※店舗によって取り扱いメニューと価格が異なる場合あり