カルボナーラカレーにフォアグラカレー!? 今週末の「カレーなる戦いin杉並」の変化球カレーに注目!

カルボナーラもフォアグラも華麗にカレーに! 今週末のカレーフェス「カレーなる戦いin杉並」の変化球カレーに注目!
『イル・ドージェ』のカルボナーラカレー | 食楽web

 杉並区は、高円寺を中心にカレー屋さんが密集し、個性的なカレーが味わえるエリア。そんな各店が自慢のカレーをひっさげて集結するカレーフェスは毎年恒例。今年も10月27日(土)、28日(日)に「カレーなる戦いin杉並」と題して開催されます。

 今年は、高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻窪・京王井の頭エリアのカレー店、17店舗が会場に集結。

 各エリアのご当地カレーはもちろん、イラン人オーナーが作るペルシャ料理をベースにしたカレー、イベリコ豚を3日間煮込んだカレー、挽肉カレーにキムチとたくあんをあわせた「キムタクカレー」など、個性的なカレーがズラリと並びます。

 フェスでは、下記の写真のように、1つのトレイに好きな4種類のカレーを選ぶことができ、ライスがついて1,000円。さらに200円プラスすれば、カレーを1つ追加できます。(ごはん大盛りはプラス100円)

 しかし、現地に行くと、毎年のようにずらりと並んだカレーや香りに惑わされてしまうため、事前の情報収集が重要です。そこで、高円寺在住の編集者が注目した面白カレーを厳選して4品ご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1品目は高円寺エリアで注目の「カルボナーラカレー」

 まずは、高円寺駅近くのイベントイタリアンの『イル・ドージュ』。名物のカルボナーラは、なんといってもクリーミーなカルボナーラの上に、柔らかく煮込んだ大きな豚バラ肉がどかんと載っているのが魅力的。豚肉は表面がカリカリっと香ばしくてたまりません。その名物カルボナーラを、なんと今回のイベントのためにカレーにしたのが、この「カルボナーラカレー」。もちろん豚肉もどっしりと鎮座。これは絶対に外せません。

『イル・ドージュ』のカルボナーラカレー
『イル・ドージュ』のカルボナーラカレー

2品目は高円寺の「チキンマッサマンカレー」

 続いて注目なのは、高円寺モダン喫茶『焙煎DISCO 茶蔵』。美味しい珈琲やお茶を楽しめるだけではなく、アートや音楽、さらに創作料理が楽しめる高円寺らしい摩訶不思議なお店。今回、出品するカレーは「チキンマッサマンカレー」。ココナッツミルクを使用した、濃厚かつまろやかな、クセになる一品です。

『焙煎DISCO 茶蔵』の「チキンマッサマンカレー」
『焙煎DISCO 茶蔵』の「チキンマッサマンカレー」

3品目は「3日間煮込んだイベリコ豚のポークカレー」

 続いて、阿佐ヶ谷にある串揚げとワインの店『シャトーまるご』です。通常メニューでも、ビーフカレーやA5ランクの和牛メンチカレーなどを1,000円以下で提供しているお店です。
 今回のフェスでは、スペイン産の高級イベリコ豚を使用し、アメ色玉ねぎ、スパイス、赤ワインで3日間かけて煮込んだポークカレーで勝負! ワインと豚肉エキスが詰まった濃厚な味わいに仕上がっているそうです。

『シャトーまるご』の「3日間煮込んだイベリコ豚のポークカレー」
『シャトーまるご』の「3日間煮込んだイベリコ豚のポークカレー」

4品目はペルシャ料理「チキンと豆のトマトカレー」

 阿佐ヶ谷のペルシャ料理店『ジャーメ・ジャム』。イラン人のオーナーが作るペルシャ料理は、ハーブやスパイス、羊肉、豆、野菜などをふんだんに使ったエキゾチックな味わい。今回のフェスでもチキンや豆、トマトを使った、香り高いカレーが登場します。他のカレーとは一線を画す本格エスニックカレーです。

ペルシャ料理『ジャーメ・ジャム』の「チキンと豆のトマトカレー」
ペルシャ料理『ジャーメ・ジャム』の「チキンと豆のトマトカレー」

 というわけで、4品をご紹介してきましたが、じつはオススメがもう一品あるんです。そこで、200円を追加してでも食べたいカレーをおまけでご紹介。

立ち飲み屋の本格スパイスカレー

 荻窪にある立ち飲み屋『上荻一丁目酒場』は、1本100~150円の焼き鳥やおでん、気の利いた創作小鉢メニューがあり、会社帰りについ寄ってしまう地元人気の立ち飲み屋。居酒屋定番メニューといえば、牛すじの煮込みですよね。そんな煮込みの腕を活用し、今回は煮込み系のスパイスカレーをフェスで出品します。これは、ビールやサワーにも絶対合いそうです。

『上荻一丁目酒場』の「スパイスカレー」。めちゃくちゃうまそう!
『上荻一丁目酒場』の「スパイスカレー」。めちゃくちゃうまそう!

最後におまけのおまけでもう1品!

 さらにもう1品。西荻窪の『スプーン』のフレンチカレーです。カレー好きならご存知の西荻窪のカレーの名店。看板メニュー「フレンチカレー」は、オリジナルブレンドのスパイスに、仔牛のスネ等からとったフォン・ド・ヴォーを合わせて3日かけて作られるもの。
「深み」を強調したソースで、噛むたびに、口の中で多種多様な香りがはじけるのが特徴です。今回のフェスでは、贅沢にも「フォアグラが決め手 超濃厚ゴロゴロ肉カレー」を出品。高級フォアグラの、しかも『スプーン』のカレーをこんなにリーズナブルに食べられるまたとないチャンスです!

西荻窪の『スプーン』の「フォアグラが決め手 超濃厚ゴロゴロ肉カレー」
西荻窪の『スプーン』の「フォアグラが決め手 超濃厚ゴロゴロ肉カレー」

 このほかにも気になるカレーがいっぱい。下の出店一覧を参考に、チェックしてみてください!

高円寺フェス2018 カレーなる戦いの出展店舗とメニュー

(1)高円寺グレービービーフカレー
「高円寺グレービービーフカレー」
ほろっと柔らかい角切りビーフを、特製のグレービーソースでじっくり煮込み、コクと深みのある美味しさを引き出しています。

(2)Mucchi’s Cafe(高円寺)
「天使のホワイトカレー」
天使エビを使ったクリーミーでマイルドな白いシーフードカレー

(3)自由人酒場(高円寺)
「鴨の炙りカレー」
濃厚なカレーに和風だしと炙り鴨を加えたイベント限定のカレー

(4)kitchen(高円寺)
「新参者の海カレー」
魚介をふんだんに使った海の幸のエキスがいっぱいのカレー

(5)肉イタリアン パテ屋(高円寺)
「黒毛和牛入り 肉屋の牛すじカレー」
肉屋直営店ならではの、和牛の旨味のたっぷり詰まったカレー

(6)カレーショップ 豆くじら(高円寺)
「チキンカレー」
定番人気の「チキンカレー」は濃厚なスープで味がしっかりとしていますが、スパイスによりすきっとした後味

(7)IL DOGE(イル・ドージェ)(高円寺)
「カルボナーラカレー」

(8)焙煎DISCO茶蔵(高円寺)
「世界一美味しい!? チキンマッサマンカレー」

(9)アサガヤ=ムチュー(阿佐ヶ谷)
「カレーなる一族がつくるKIMUTAKUカレー」
極うま挽肉カレーにキムチとたくあんが入った不思議旨のカレー

(10)シャトーまるご(阿佐ヶ谷)
「3日間煮込んだ イベリコ豚のポークカレー」

(11)ラポム(阿佐ヶ谷)
「黒毛和牛100%これでもかカレー」
A5ランクの黒毛和牛を余すところなく使った、クセになる美味しさのカレー。

(12)ペルシャ料理 ジャーメジャム(JameJam)(阿佐ヶ谷)
「チキンと豆のトマトカレー」

(13)荻窪D-stand(荻窪)
「ブラックペッパーブラックカレー」
ビーフと魚介・国産野菜が溶け込んだ、辛さ控えめのブラックカレー。
胡椒のほどよいスパイシーさが美味しさを引き立てます。

(14)上荻一丁目酒場
「立飲み屋の本格スパイスカレー」

(15)荻窪地域情報発信委員会
「荻窪名店イタリアンカレー」
荻窪イタリアンの名店ドラマティコの重岡シェフ監修の荻窪ご当地カレー。
溶け込むトマトの旨みに、ソーセージの出汁がスパイスと絡み合う贅沢な味わい。

(16)フレンチカレーSPOON(西荻窪)
「フォアグラが決め手 超濃厚ゴロゴロ肉カレー」

(17)THE井ノ頭カレー(京王・井の頭エリア)
「THE井ノ頭カレー」
玉ねぎをたっぷり使ったビーフカレー

●DATA

第7回 カレーなる戦いin 杉並

高円寺フェス2018 カレーなる戦いの開催概要

名称:第7回 カレーなる戦いin 杉並
日程:2018年10月27日(土)~10月28日(日)
時間:11:00~16:00 ※なくなり次第終了
場所:杉並第四小学校
JR中央線「高円寺駅」より徒歩5分