「有名シェフが考えた極みの一粒」はレモンとヘーゼルナッツが上品な味わい
まずはブラックサンダー史上初といわれる一流ショコラティエ・土屋氏とコラボした一品から。
一粒口に放り込むと、しっとりココアクッキーに、ヘーゼルナッツやビスケットのザクッとした食感と同時にレモンの風味が控えめに広がります。
「なんと上品な味!」。通常のブラックサンダーよりも口当たりが軽く爽やか。いつもの濃厚なココアクッキーが、レモンが加わることによってあっさりと感じられ、「大人ブラックサンダー」という言葉がしっくりきます。
レモン風味はどちらかというと脇役的フレーバーなので、ココアクッキーとヘーゼルナッツもしっかりと味わえます。冷やして食べるのがおすすめです。
ココアクッキーで勝負! ユーラク製菓職人による渾身の一粒
お次は、ブラックサンダーを提供する本家・ユーラクの製菓職人による極みの一粒。長年ブラックサンダーを作り続けてきた職人だからこそ譲れないものがある! そんな闘志をパッケージから感じながら、一粒いただいてみましょう。
表面をコーティングするココアミルクのようなまろやかなチョコレートの中に、ブラックサンダーを象徴するさっくりしたココアクッキーのみで勝負。コク深いココアとチョコが絶妙に合い、何個も食べたくなる味わいに仕上がっています。さすが、29年の本家プライドが一粒に詰まっているかのようでした。
調査結果
ブラックサンダーに新しい風を巻き込んだシェフによる斬新な一粒と、通常のブラックサンダーを進化させた本家の一粒は、どちらも上質で極み感を楽しめました。個人的には「ブラックサンダーとしての意地」が感じられた本家の職人が考えた一粒に、一票を入れたいと思います。
(撮影・文◎道面 梓)