絶対旨い! テレビ局の現役ディレクターが太鼓判を押す「本当に美味しいロケ弁」とは?

大田区・蒲田の『鳥久』の弁当

東京大田区・蒲田の『鳥久 本店』
東京大田区・蒲田の『鳥久 本店』

 スタッフがみんな知っていて、取り合いになるほど人気の弁当屋が『鳥久』。ここは何よりボリューミーなのに、安定した安さで、ADの強い味方です。

 有名なのは「特製弁当」(800円)。焼き鳥、からあげ、チキンカツ、鶏団子(つくね)、かまぼこ、じゃがいもの煮物が入ったボリューム満点のお弁当です。

『鳥久』自慢の鶏料理づくしが特製弁当です
『鳥久』自慢の鶏料理づくしが特製弁当です

 とくに鳥久のからあげは戦前から続く名物で、1個がとても大きく、さらに周りに白いカラッとした衣が付いているのが特徴。カリッと香ばしく、中はしっとり柔らかい。お弁当なので冷えているにも関わらず、ものすごくジューシー。スゴくないですか?

『鳥久』名物のからあげ
『鳥久』名物のからあげ

 さらに、焼き鳥や肉団子はやや濃い目の味つけで白いご飯が進みまくります。さらに、そのご飯もツヤツヤでみずみずしく、おかずを食べ終わって、梅干しや塩昆布だけで食べてもめちゃくちゃ美味しい。パーフェクトですね。

 この特製弁当は間違いなく美味しいのですが、実はあまり知られていないのが、鮭がドーンとのった「鮭弁当」(900円)や、大ぶりの鶏もも肉4枚を使った「きじ焼き弁当」(800円)。これらもとっても美味しいです。ただ、あまりに人気すぎて、店頭ではなかなか買えないかもしれませんね。

午前中に本店に行っても「売り切れました」の札がありました
午前中に本店に行っても「売り切れました」の札がありました

 ここの「きじ焼き弁当」を初めて食べたプロデューサーは、「おぉ! これウマイなぁ!」と歓声を上げたほど。心の中で「やった!」とガッツポーズしたくなった瞬間です。そして、この「きじ焼き弁当」は一時期、番組内で大流行しました。