絶対旨い! テレビ局の現役ディレクターが太鼓判を押す「本当に美味しいロケ弁」とは?

まだまだある! 本当に美味しいロケ弁

有名なお弁当屋さんでも知られざる隠れた優秀メニューがあったりするのでリサーチは欠かせない
有名なお弁当屋さんでも知られざる隠れた優秀メニューがあったりするのでリサーチは欠かせない

 ロケ弁のカレーといえば、よく芸能人が絶賛する『オーベルジーヌ』が有名ですが、私は「カレーはオーベルだけじゃない!」と強く言いたい! イチオシは『ロコモーション』(世田谷区桜)。ここはカレーの種類が多く、トッピングも柔軟に対応してくれるので幾通りにもオーダーできるのでADにとっては腕の見せどころ。

 ここではドライカレーを選ぶと、おかずスペースにドーンとハンバーグや焼き魚などが盛り付けられるのが最高。とにかく種類が多いので、選ぶときにかなり悩むのが難点と言えば難点ですが、スタッフがお弁当を開けて笑顔になってくれた時の、「やった!」感がADの喜びでもあるのです。

 ちなみに、最近「ロケ弁も進化してるわ…」って思ってしまうほどオシャンティーで美味しいと思ったのが『祐天寺食堂GIGI』(祐天寺)。オシャレでありつつ、男性ウケも良いのがポイント。ヴィーガン対応もしてくれます! うまく言えないんですが、「ロケ弁としてじゃなく店で食べたらもっとウマいんだろうな…」って思うクオリティの高さです。

 そのほか、ディレクターになって出合った美味しいお弁当は『手羽から てとて』(代沢)。手羽からとちりめん山椒のご飯が最高に美味しい。ホッコリする珍しい癒し系のお弁当で、思わずこれを選んだADさんに「また来週もここの弁当が食べたい!」ってお願いしたほど。これは自分がAD時代に感じていたことですが、最高の褒め言葉なんですよ。

 このほか、「のり弁」で有名な『津多屋』(上石神井)さんにも「季節のお弁当」があったり、とり飯が美味しい『えびす屋』(日本橋)は実はカレーが美味しかったり、有名店でもあまり知られていない隠れメニューもあったりします。

 ホームパーティーなど、大人数でお弁当を注文するときに、お弁当はやっぱり最高。ぜひ参考にしてみてくださいね。

(取材協力◎大橋美鈴 撮影・文◎土原亜子)