カルディの謎すぎるご飯のお供「イクラのいらないイクラ丼の素」は美味しいのか?

カルディの謎すぎるご飯のお供「イクラのいらないイクラ丼の素」は美味しいのか?
食楽web

 先日、カルディで久しぶりに“ナゾの商品”に出会いました。それが「イクラのいらないイクラ丼の素」(2食入り120円)です。そう、温かいご飯にかけるだけでイクラ丼の味になる、というモノ。以前、似たような商品で、「うなぎのいらないうな丼のタレ」というのをご紹介したことがあります

 カルディはこうした“主役”なしで楽しめるアイデア商品を作るのが得意なようです。そして今回もほぼ同じ手口というか手法のようです。下の商品パッケージをよく見てください。

1袋2食入りで120円
1袋2食入りで120円

 キラキラ光るイクラをたっぷりのせた美味しそうな丼の写真があり、その横にものすごく小さい文字で、「本商品にはイクラは入っておりません。写真はイメージです」と書いてあります。「うな丼のタレ」のときも、豪華なうな丼の写真の横に「うなぎは入っておりません」と注意書きがありましたよね。

 今回はさすがに買うか悩みました。考えてもみてください。うな丼の場合、主役は確かにうなぎですが、タレだって主役に負けず劣らずの魅力を持つ名脇役。だからタレだけでもイケるかも、という希望が持てましたが、イクラ丼の場合は、主役はあくまでイクラで、脇役はいません。あえて言うなら醤油でしょうか。しかもイクラ丼の魅力でもある粒つぶプチプチ感はどう表現するの? などなど、ナゾは深まるばかりです…。

写真はあくまでも筆者の頭の中のイメージです
写真はあくまでも筆者の頭の中のイメージです

「カルディさん、イクラ丼の前に、鶏のいらない焼鳥丼の素とか、鶏肉も卵もいらない親子丼の素とかを出すべきじゃないの!?」などと思ったりもしましたが、食べもせずに判断はできません。そこで、ものは試しということで、この商品を買ってみることにしました。