お米の美味しい季節です。昔は「新米は水分を多く含んでいるので、炊くときは水を少なめにするのが良い」というのが常識でしたが、最近、取材したお米マイスターによれば、今ではお米の品質が格段に向上しているため、新米でもいつもの水加減で良いそうです。
実は、この他にもお米の炊き方の常識はかなり変わってきており、そのポイントをまとめると、
・お米を洗うときはザルではなくボウルを使用
・ギュッギュッと力を入れて研ぐのはNG
・水が透明になるまでお米を洗うのはNG
・お米はザル上げしたり、浸水する必要はない
とのこと。中でも大事なのは研ぎ方。指を広げて水の中のお米をシャカシャカと20回ほどかき回してから水を捨て、また水を入れて、もう1度シャカシャカを20回繰り返したら水を捨てて終了。
炊飯器にお米を入れ、規定量のミネラルウォーターを入れてすぐに炊飯器のスイッチを入れるのが良いそうです。こうするとお米を傷つけることがなく、粒立ちのよいふっくらツヤツヤのご飯が炊けるというわけです。
さて、美味しくご飯を炊けたら、用意したいのは「ごはんのお供」。今回は、最近、カルディで見つけた優秀な3つのアイテムをご紹介します。
ピリ辛のラー油味が白飯にぴったりの「きくらげ佃煮」
昆布や小魚、貝などの佃煮はよくありますが、こちらは珍しいきくらげの佃煮。甘辛く炊いたきくらげに、ラー油とゴマ、さらにニンニクを加えてあるのが特徴です。
また、きくらげのコリコリとした食感とふっくらした新米の相性も抜群。こっくりとした旨みで、ご飯が止まらなくなります。
自然な旨みが後を引く「新潟鮭ほぐし」
続いて新潟県産の鮭を100%使用した鮭ほぐしです。着色料や保存料を使用していないので、画像のような肌色で、臭みもなくて、塩気や甘みもあくまでナチュラル。炊きたてのご飯はもちろん、お弁当に入れて、冷たいご飯にも合います。1回で1袋を食べきってしまうくらい後を引く味です。
ごはんに混ぜるだけの「かつおめしの素」
ご飯に混ぜるタイプの「かつお飯の素」です。甘辛く味付けした国産かつおを100%使用しており、そこに細切りの高知県産生姜を一緒に甘辛く煮込んでいます。
かなりとした大きなカツオの身が入っていているので、しっかりとした粒感のある新米との相性も抜群です。ちなみに、かなりボリューミーなので、他におかずがいらないくらい。ぜひ試してみてください。
(撮影・文◎土原亜子)