カルディで1番人気の「ビーフカレー」と「スパイシービーフカレー」を食べ比べ! どっちがウマい?

隠し味にコーヒー&チョコレートを使った「ビーフカレー」

こちらはカルディオリジナルの「ビーフカレー」(200g・325kcal)。まるでチョコレートのような色をしています
こちらはカルディオリジナルの「ビーフカレー」(200g・325kcal)。まるでチョコレートのような色をしています

 続いて「ビーフカレー」。前述の通り、これはカルディのレトルトカレーの中で一番人気の商品です。見た目はさきほどの「スパイスビーフカレー」とあまり変わりませんが、こちらのほうが牛肉やジャガイモ、人参といった具材のゴロゴロ感がより感じられます。

 パッケージには「炒め玉ねぎをはじめ、野菜や果物と牛肉の旨味を引き出し、カレー粉と独自ブレンドしたスパイスで牛肉とジャガイモ、人参をじっくり煮込んだ」と書いてあります。そして何と言っても最大の特徴は、隠し味にコーヒーやチョコレートを加えてある点。家カレーの定番隠し味的なものが、最初から入っているわけです。

具材がゴロゴロ入っている「ビーフカレー」
具材がゴロゴロ入っている「ビーフカレー」

 食べてみると、先ほどの「スパイシービーフカレー」とは似て非なる味わい。何時間もじっくり煮込んだような、コク深く濃厚な欧風カレーという雰囲気です。スパイスの際立ち感はないものの、まろやかなコクと甘みが全体を統一しています。

 全体的に味がきれいにまとまっている印象で、スパイス感は最初から最後まで主張してこないものの、これはかなり美味しいかも。やはり2つの最大の違いは、前者はスパイス感で、後者はコーヒーやチョコレートのコク感でしょうか。

 個人的な好みはあると思いますが、筆者は断然「ビーフカレー」のほうが美味しく感じました。やはり、カルディ(キャメル珈琲)といえば、コーヒーのプロ。コクの表現がとても上手。次回からは「ビーフカレー」一択にしようと思った次第です。

(撮影・文◎ナナノナノ)