箱根で「最高に旨い!」と話題の「溶岩ラーメン」を食べてみた

大涌谷を連想させる!? 真っ黒な麺の「溶岩ラーメン」とは?

「溶岩ラーメン」270円
「溶岩ラーメン」270円

 さて、「溶岩ラーメン」も味わってみましょう。こちらのスープは坦々麺風。胡麻ベースで、ラー油がたっぷり入っています。真っ赤なスープを見る限り、こちらも辛そうな予感。

 沸騰したお湯に麺を投入して4分弱で茹であがります。黒色の麺の秘密はなんと、植物性の「炭」を練り込んで仕上げているためだそうです。

麺は真っ黒、スープは赤!
麺は真っ黒、スープは赤!

 黒い麺が主役だと、見た目のインパクト大! ネギや卵などのトッピングが引き立ちます。この色合いに一瞬、食べるのをためらってしまうかもしれませんが、クセのない味わい。ツルツルと喉越しがよく、しっかりとしたコシがあり、坦々スープに負けず劣らずの存在感と美味しさです。

木のスプーンで分かりにくいですが、スープが赤くて食欲をそそります
木のスプーンで分かりにくいですが、スープが赤くて食欲をそそります

 濃厚な坦々麺スープは、意外にもそれほど辛さは感じず、旨辛といったところ。激辛好きには少し物足りないかもしれませんが、中細ストレート麺とよく絡んで絶品でした!

 ピリッと辛さがクセになる「溶岩ラーメン」と「火山風ラーメン」。両方とも食べ終わってから15分くらいは辛さが続きますが、この余韻もたまりません。暑い季節に食べたくなるピリ辛ラーメンは、おうちの常備したくなること間違いなし! 写真映えも楽しめるので、ぜひお試しあれ。

(撮影・文◎加藤朋子)