1位は1日に約5万食も販売する爆発的ヒットメニュー
栄えある1位に輝いたのは「カツ丼（梅）」でした。『かつや』の看板メニューというのは十分わかりますが、驚くのがその販売数。なんと全国の『かつや』で、1日約5万食も提供されるという大人気の一品です。ロースカツを、だしの効いたしょうゆベースの甘い割り下と合わせ、卵でとじたシンプルながらも味わい深いの一杯が1位に輝きました。
お店オススメの卓上ちょい足しレシピで食べてみる
というわけで、実際にいただいてみることに！ 一口食べると、カツのジューシーさと割り下の旨みが存分に広がります。そこに卵のまろやかさがマッチ。トロトロの半熟具合も最高です。驚いたのが「カツ丼（梅）」は2Lサイズの卵を使っているそうで、卵がたっぷり。ご飯にもよく絡み、どんどん箸が進んでいきます。
担当者に美味しい食べ方を聞いてみたところ、卓上の調味料でアレンジして食べる方も多いとのこと。そこで、オススメの組み合わせを試してみることにしました。まずはカラシをちょい足ししてみました。カラシのツンとした辛みが甘めの割り下とよく合います。カラシのおかげで非常にさっぱりとした味わいになる一方、カツの旨みが一層引き立つ感じがします。
続いては、これまた多くの方が試しているという唐辛子をちょい足し。カラシとは違った、ピリっとした辛みが良いアクセントになります。特に卵のまろやかさがグッとしまった味わいになり、相性バッチリです。
そして、意外だったのがごまドレッシングがけ。付け合わせのキャベツ用に置かれているものですが、「カツ丼」にかける人もいるということで試してみました。
ごまの香ばしい香りが、甘辛い割り下と絶妙にマッチ！ カツの旨みをごまドレッシングのクリーミーさが包み込む感じで、今までにない美味しさです。初めての組み合わせですがクセになりそうなちょい足しで、これはお店に行く度に試したくなります。
調査結果
『かつや』売れ筋TOP5、いかがだったでしょうか。お気に入りメニューが入っていた人、入っていなかった人あると思いますが、1位に輝いた「カツ丼」は、そのまま食べるも良し、アレンジも良し、と懐の大きさも感じられる一杯でした。
2023年のかつやは？来年も満腹メニューに期待
来年も引き続き魅力あるメニューづくりに努めていきたいという『かつや』。メニューの充実だけでなく、より店舗を利用しやすくするためのしくみづくりも変えていきたいと考えているそうです。
「特に期間限定メニューは、ボリューム感がありお腹いっぱいになっていただけるようにメニュー開発をしております。力仕事をした後、お腹いっぱい食べたい時など、様々なシーンで『かつや』を思い浮かべて、実際に足を運んでいただけるようなメニューづくりやお店づくりに努めて参ります！」（かつや・担当者）
来年も私たちにボリューム満点の料理を提供してくれそうな『かつや』。期間限定メニューもチェックしながら、『かつや』と一緒に満腹満足な2023年を送りましょう！
（撮影・文◎長岡ユミ・松田義人）
