美味しいの? 『かつや』が繰り出す秋の限定丼「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り」を食べてみた!

美味しいの? 『かつや』が繰り出す秋の限定丼「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り」を食べてみた!
食楽web

●『かつや』の限定メニューを調査。「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り」を食べてみた

 揚げ立てサクサクのロースカツや唐揚げなどの各種揚げ物メニューに、専門店に負けず劣らずのクオリティを備えるカレーなど、“茶色い食べ物は大概美味しい”をリアルに体感させてくれるとんかつ専門店『かつや』では、ただ今期間限定新メニュー「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り」を販売中。ご飯をただただ美味しく食べさせてくれる圧倒的王道の構成に、全国各地の腹ぺこピープルズから惜しみない賛辞と鳴りやまない拍手が贈られている模様です。

メニュー表
メニュー表

 今回の合い盛りは、お店の看板メニューである「ロースカツ」と、ニンニクの効いたタレで仕上げた「牛バラ焼き」がセットになった、いわゆる食べる前から大勝利が約束された組み合わせ。ちなみに公式アナウンスでは、「ロースカツ」の豚ロース肉がチルド状態で納品された北米産のものを使用→そのアメリカで養豚が盛んな中西部では10月に「ポークトーバーフェス」でお祝い→今回の「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り」で、その「ポークトーバーフェス」の気分を楽しめる…という、かなり強引な連想ゲームが展開されているんですが、それはまあさておき。「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り」がどれだけの味わいを備えているのか、お店で実食&レポートしてみたいと思います!

牛も豚も主役級!?「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼」

「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼」869円(税込)。おかずとご飯がセパレート&とん汁(小)がセットの「定食」979円(税込)もあります
「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼」869円(税込)。おかずとご飯がセパレート&とん汁(小)がセットの「定食」979円(税込)もあります

 店員さんにオーダーを告げてから、約6分ほどで丼が到着。玉ねぎが俺から掴めといわんばかりに丼からはみ出してますが、とりあえずお前は後回しにして(笑)まずは牛バラ焼きからチェックします。

甘辛く炒められた牛バラ肉
甘辛く炒められた牛バラ肉

 一切れは概ね4~5cm、厚さは2mmほど。ではひと口、脂身の柔らかな食感としっとりジューシーな肉の旨み、タレのほどよい甘味が一体となって、口の中いっぱいに広がっていきます。一緒に炒められている玉ねぎも火がしっかり通っていて、玉ねぎの甘味もしっかりと感じられる仕上がりです。濃い目の味が白飯と非常によく合う。牛バラ焼きだけで、丼内のご飯を全部お任せできちゃいますね。ウマい!

 一方のロースカツは、サイズは梅(約80g)で、4つにカットされています。サクサクの衣に脂身の甘い味、お肉部分の柔らかさと噛むほどに染み出す甘美な旨み、全てがいつも通りの完璧なカツです。かかっているソースが甘っ濃いタイプで、ロースかつを牛バラ焼きに負けず劣らずの存在に引き上げてくれますね。もちろん、ご飯のおかずとしてバッチリ機能してます。

丼の中央にどん!とシシトウが1本添えられている
丼の中央にどん!とシシトウが1本添えられている

 両者の濃ゆい味わいをキャベ千の水気と食感で和らげ、1本だけ添えられたシシトウの苦味と後からじわっと来た辛味がアクセントに…と、全ての味を確認しきったところで丼内はキレイに空っぽとなりました。美味しかった~。ごちそうさまでした!

まとめ

 今回の丼における目玉にしてキーポイントとなる牛バラ焼きですが、タレの味わいがとにかく絶妙。ブレンドされているニンニクが牛バラ肉の美味しさアップに間違いなく貢献しています。これにピーマンあたりを加えれば、単独メニューとして余裕でイケるのではないか? そんな風に感じさせるほどのハイクオリティな美味しさでした。

 一方のロースカツは安定の美味しさ。衣にソースがしっかり染みて、味だけでなくサクサク部分との食感のコントラストが感じられるようになっていたのもナイスでした。いやもう、これがあるから『かつや』の期間限定メニューはヤメられないんですよねえ! 大変美味しゅうございました。

 今回実食しなかった「定食」も含め、ご飯は大盛りがオススメ。ぜひお腹を空かせて、牛バラ&ロースカツの饗宴による「かつや流ポークトーバーフェス」を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

牛バラ焼きとロースカツの合い盛り

期間:2023年10月6日(金)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了
販売:一部店舗を除く国内の『かつや』
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/
※一部店舗では価格が異なります