大阪の名物料理「肉吸い」はどう食べる? 発祥の店『千とせ』で知る人ぞ知るツウの食べ方を実践してみた!

大阪の名物料理「肉吸い」はどう食べる? 発祥の店『千とせ』で知る人ぞ知るツウの食べ方を実践してみた!
食楽web

 大阪の代表的な名物グルメの一つに、「肉吸い」があります。肉うどんからうどんを抜いた料理で、肉入りの吸い物として食べるので“肉吸い”と名付けられたそうです。

 この「肉吸い」発祥の店が、大阪・なんばにある『千とせ』です。最近、関東でも少しずつ、「肉吸い」を提供する店が増えているようですが、やはり名店は一味違う。とっても優しい味わいで、大阪食べ歩きの昼食にもピッタリ。大阪グルメ旅には欠かせない、美味しさなんだとか。

 店舗があるのは、吉本新喜劇が上演している「なんばグランド花月」から歩いてすぐの場所。劇場近くということで、出番前の芸人さんたちによく利用されていました。この「肉吸い」は、花紀京という吉本新喜劇で人気だった芸人がきっかけで誕生したそうです。

注文できるメニューはとてもシンプル! [食楽web]
注文できるメニューはとてもシンプル! [食楽web]

 ある日、ひどい二日酔いの花紀京さんがお店を訪れ、重たい物は食べたくないと「肉うどん、うどん抜きで」を注文。この食べ方が芸人仲間で広まり、すっかり『千とせ』の一番人気のメニューになりました。これが、「肉吸い」の誕生秘話なのです。