新潟・長岡のソウルフード『松キッチン』の「洋風カツ丼」

長岡市内の洋食店では「洋風カツ丼」という、県外の人には耳慣れないメニューを見かけます。この「洋風カツ丼」もまた地元のソウルフード。大別すると「小松パーラーの流れを汲む店」「デミグラスソースを使った店」の2潮流があるそうです。このうち、『小松パーラー』で実際に働いていたスタッフが味を引き継ぎ、古くから伝わる長岡ならではの「洋風カツ丼」を打ち出す店が『松キッチン』です。

ライスの上をとんかつが豪快に覆い、さらにその上には、オレンジ色のソースがドバッとかけられています。その傍らには、かわいいたこさんウインナーと漬物が添えられています。
カツとライスの上にかけられた、このオレンジ色のソースが味の決め手で、醤油とケチャップをベースに、どことなく甘味もあり、これまでに一度も口にしたことがない独特の味。それでいて、初めての人でも食べにくいものではなく、小さなお子さんから年配の方まで、誰でも美味しくいただける味です。
もちおろん、慣れ親しんだ人にとっては絶対に忘れることができない、まさにソウルフードと呼ぶにふさわしい料理。この不思議で病みつきになる、ここでしか味わうことができない逸品メニュー。長岡へ行く機会があれば、食べてみてはいかがでしょうか。
●SHOP INFO
店名:松キッチン
住:新潟県長岡市喜多町707 ながおか花火館 フードコート
TEL:0258-86-7766(ながおか花火館)
営:11:00~20:00
休:施設に準ずる