「花見」や「宅飲み」で新酒を満喫! 日本酒のお供にぴったりな全国「酒肴」レシピ5選

「花見」や「宅飲み」で新酒を満喫! 日本酒のお供にぴったりな全国「酒肴」レシピ5選
食楽web

 降り注ぐ日差しが日増しに暖かくなってきた今日この頃。待ちに待った春の到来ももうすぐですよね。皆さん、春といえば何を連想しますか? 桜? それとも入学・卒業? 人によってさまざまだと思いますが、実は「新酒の季節」でもあるんです。

 秋に収穫された酒米は、12月~2月といった1年で最も寒い時期に仕込まれるのが一般的。日本各地の蔵元で手間暇かけて醸造された日本酒が、ようやくこの時期に新酒として巷に出回るというわけです。

日本人とともに歩んできた「日本酒」はまさにニッポンの文化!

日本酒は神事などにも不可欠な存在
日本酒は神事などにも不可欠な存在

 そんな日本酒ですが、その歴史は古く、大陸から稲作が伝わった弥生時代にまで遡るとも言われています。その後、神々や天皇などに捧げるため「神酒」として次第に発展。奈良時代にはすでに米麹を使った醸造法も記録に残っているそうです。いまも神事や祭りなどに日本酒は欠かせない存在ですよね。そしてさらに時代は下って江戸時代になると、庶民にも親しまれるように。その様子は当時の浮世絵などで窺うことができます。

 まさに日本人の暮らしに深く根付いている日本酒ですが、いまや国内のみならず世界中の人々に愛飲されているのはご存じの通り。「SAKE」は世界共通語といっても過言ではありません。日本酒造組合中央会が運営する「國酒デジタルミュージアム」というサイトでは、日本酒の造り方から歴史、さらに日本酒文化に至るまで詳細に紹介しているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。